【第一回:操艦編】 【第二回:魚雷編】
どうも初めまして、軍事解説クマの『てじぃベア』言うっス。
福岡に生息して4年、趣味は「酒を飲む事」と「寝る事」、座右の銘は「命大事に」っス。
以降宜しくっス。
え~、このページでは、自分が「沈黙の艦隊2」(以下沈艦2)の操作や攻略方法を何回かに分けてお教えするので、ゲームプレイの参考にして欲しいっス。
あと、実際の潜水艦との対比も出来るだけ紹介するので、その辺が好きな人も楽しんで欲しいっス。

あっ最初に言っとくっスが、鉄格子はあまり気にしないでほしいっス。
所詮、自分はケダモノっスから。
それと、自分はここのオリジナルキャラなんで「沈黙の艦隊」には関係ないっス。
「たつなみ」の渡瀬航海長に体型とかが似てるっスが、兄弟とか従弟とか息子とか嫁とかじゃないんで、各方面に問合せしないで欲しいっス。
いやマジで。
第一回:操艦編
▽目次

風雲手動操艦!
 ①操舵ハンドル
 ②スロットルレバー
 ③注水/排水ボタン
 ④トリムボタン

激動委任操艦!

風雲手動操艦!
潜水艦の操艦は舵を動かせばできる、以上!!
・・・ダメ?
いやー説明するの面倒く・・・ごめんなさいフザケ過ぎました。
呪わないで欲しいっス(汗)

えーー気を取り直して真面目に。
ゲーム中の潜水艦の操艦は、主に操舵席画面にある、
操舵ハンドル・②スロットルレバー・③注水/排水ボタン・④トリムボタン
以上で行うッス
操舵ハンドル

▽基本操作
操舵ハンドルは基本的に自動車と同じで、右に回せば右へ、左に回せば左に回るっス。
回すと言ってもマウスで掴んで回す必要はなく、図の青色部分をマウスで押す(左クリック)と自動で操舵ハンドルが回転するので、後は必要な角度で放せばいいっス。
操舵ハンドルに向きを戻したい時、図のさっきと逆の青色部分を押すと逆の方向に回るっスが、ハンドル中央のオレンジ色の部分をダブルクリックすると中央向き(初期位置)に戻るので、緊急時この方法を上手く使えば便利っスよ。
ちなみに現在向いている方位は、方位計・方位メーターで確認して欲しいっス。

▽動作
ここで気を付けて欲しいのが、『操舵ハンドルを向けた方向に船首が向く』のではなく、『操舵ハンドルを向けた方向に曲がるよう方向舵が向く』という事と、旋回する際は速度が必要といことっス。 本物の潜水艦の主なモノには方向舵(縦舵)が主舵と補助舵(図参照)の2枚あって、それぞれが操舵ハンドルを右に回すと左に、左に回すと右に向くっス。
ただし、コレだけじゃ当然曲がらないッス。
図の状態で前進すると、方向舵側面の水の流れが青矢印のようになり、左右に歪み(水圧の差)が発生するっス。
そうすると、赤矢印方向に引っ張る力が発生するので、その力を利用して初めて船体が旋回するっス。
その際、方向舵の傾き角度が小さいと得られる歪みが小さくなって大きく旋回し、方向舵の傾き角度が大きいと得られる歪みが大きくなって小さく旋回する事ができるっス。
ただ、速力が極端に速い場合、直進方向に発生する運動エネルギーが強くなるので、どんなに方向舵を傾けても曲がりにくくなるっスよ。
ゲームも基本的には上記と同じっス。
この辺りちょっと難しいので、ゲーム中は基本操作でも言ったスが、単純に自動車と同じと考えていいと思うっス。
自動車も止まってる状態でハンドルを回しても曲がらないっスが、アクセル踏んで前進する事で旋回するでしょ。
更に、ハンドルを回した分だけ旋回角度が変わるし、スピードがあると曲がりにくくなるっスよね。
これと同じッス。
ただ少し違うのは、極端に遅いとかえって曲がり難いという事っス。
その辺りは気を付けて下さいっス。
▽その他
一旦船体が旋回し始めると、操舵ハンドルを中央向きに戻しても勢いが付くので、すぐには止まらないっス。
その場合に使用するテクニックに「あて舵」というのがあるっス。
これは簡単に言うと、舵を旋回方向と逆向きになるように少し回して、勢いを相殺する方法っス。
ただこれだけは、自分で感覚を覚えるしかなっスので、図を参考に精進して下さいっス。
攻撃を船尾に受けた場合に、方向舵が壊れる事があるっス。
その場合、旋回しにくくなる上に、キャンペーンを通して回復しないので、凄く不利な状況になるっスよ。
ちょっとキツイ設定っスが海上では簡単に直せない部分だし、東京湾脱出以降は修理のアテがない『やまと』ではしょうがないっス。
運が悪かったと諦めて下さいっス。
クックック・・・いや、何でもないっス(汗)
ちなみに、方向舵を破損しても、その後上手く操艦すればキャンペーンクリアは可能っス。
難易度は当然上がるっスが、慌ててやり直す必要はないっスよ。
意味のない軍事豆知識①
海自では海軍時代から、右旋回の事を「面舵」(語源は卯(古方位の東))、左旋回の事を「取り舵」(語源は酉(古方位の西))と言うっスが、最近の一般の船ではあまり使用しない海上用語っス。
他にも了解を表す「ようそろう(宜候)」という言葉があるっスが、これは「よろしゅうございますそうろう」が短くなったもの。
運動系のクラブの挨拶が、
「こんにちわ」→「こんちわース」→「ちわース」→「ちぃース」
という感じで短くなるのと一緒っスね。
スロットルレバー

▽基本操作
スロットルレバーは船のスピードを調節するモノで、図の矢印のように上げると加速、下げる(ニュートラル位置【速力0】まで)と減速、更に下げると後進するっス。
レバーをドラッグすると操作できるようになるっスが、一気にレバーを下げてもニュートラル位置より下には下がらないので、速力を0にする際は簡単で良いっスよ。
なお、現在の速力は速度計・速度メーターで確認できるっス。

▽動作
スロットルレバーを最大に上げると、『やまと』約50kt『たつなみ』約20ktまで出す事が可能になるっス。(マスカーを使用すると『やまと』約55kt『たつなみ』約21.5kt)
ただし、気を付けて欲しいのは現在の深度っス。
浅いところでは関係ないっスが、深深度に潜行すると周辺の水の密度が大きくなり、進行しにくくなるので最高速度が出しにくくなるっス。
これは、いざと言うときに、魚雷の回避に失敗することがあるので、気をつけると良いっスよ。
えーと、ここで懺悔しとくっス(汗)
本当は、水の密度(水圧)以外に、水質、水温、海流なども関係してくるっスが、残念ながら今回は再現していないっス。
ここまで入れると、情報量が多くなって、潜水艦の知識がない人には正直つらいんっスよ(涙)
潜水艦マニアの人はゴメンナサイ。
その分、他の機能で帳尻合せてあるので、それで勘弁して下さいっス。

後進はあまり使用しない機能っスが、『氷の回廊』などで壁に激突した際、抜け出すのに使用すると被害が増大せず便利っス。
最大で速度約3kt程度しか出ないんで、旋回などで使用するのは厳禁っスよ。
標的になりたいんなら止めないっスが(笑)
▽その他
方向舵と一緒っスが、船尾にダメージを受けるとスクリューが破損して、速力が出にくくなるっス。
また、スクリューもキャンペーンを通して回復しないので、方向舵破損の時より凄く不利な状況になるっスよ。
クークックック・・・いやいや、何でもないっス(汗)
それと「スクリューが破損すると動けねーよ」という意見もあると思うっスが、調子悪くなっただけと解釈して欲しいっス。
ゲーム終わっちゃうんで(笑)
意味のない軍事豆知識②
『やまと』のスクリューは、おやしお型にも採用されている7枚翼スキュードプロペラ(ハイスキュードプロペラ)っス。
効率が良い上にキャビテーションの発生を極力抑えられる優れモノっスが、設計・製作が難しいのが難点っス。
一般の水上船にも採用されているので、調べたら幾つか写真が見つかると思うっスが、軍用は機密なので多分見つからないと思うっス。
写真を見つけられなかった人は、扇風機の羽根を思い出して欲しいっス。
30年ぐらい前の扇風機は送風させると爆撃機のような音をしていたっスが、最新のは本当に静かになったっスよね。
あれはスキュードプロペラと同じ形状理論(かなり簡易化されているっスが)を羽根に採用しているからっス。
ちなみに、間違っても扇風機を風呂に付けて、本当に発生しないのか試さないように!
経験上忠告するっスが、えらい事になるの間違いないっスよ。
注水/排水ボタン

▽基本操作
注水/排水ボタンは、バラストタンクの海水を注水・排水する際に使用するっス。
注水(FLOW)ボタンを押すと、海水がバラストタンクに注水され、バラストタンクメーターの水位が上がるっス。
また、排水(BLOW)ボタンを押すと、今度は海水が排水され、今度はバラストタンクメーターの水位が下がるっス。
なお、ボタンを押すとON状態になり、注水・排水を完了するか水位が中央に達するまで動作し続けるっスが、もう一度ボタンを押すとOFFになり、任意の水量で注水・排水を停止する事ができるっス。
今いる深度は深度メーター・深度計で確認して下さいっス。

▽動作
潜水艦は本来幾つかのタンクを持っていて、詳細は機密事項になっているっス。
でも、それではお話にならないんで、主なタンクの名前だけあげると、

メイン・バラストタンク(複数)主に船体の浮力調節をおこなう。
トリムタンク(前・後)    艦首・艦尾に設置されトリム角の制御をおこなう。
ネガティブ・タンク      メイン・バラスト・タンクの補助タンクとして、過浮力や過潜航力を制御する。
燃料タンク          緊急時にトリムタンクの補助・代替としてトリム角の制御をおこなう。(ディーゼル)

こんなモノっスかね?
ちなみに、燃料タンクは使用する際に燃料が入っている状態のまま海水を入れるっスが、燃料と海水とでは比重が違うから混ざらないので、航行には問題はないっス。
後の処理は大変らしいっスが(笑)
バラスト・タンクは艦により色々あって、船体構造の単殻式、複殻式やらで違うし、船体の全体にタンクがあるものや、艦首と艦尾に集中しているモノやら様々っス。
とにかく潜水艦は全体のバランスで浮上・潜航能力が変化するっスから、細かい所まで上げると食料や排泄物まで関係してくるんで、実際には細かい管理と操作が必要っス。
昔は急速潜航時などは乗員が艦首に集まってバラストの役目(潜舵とトリムタンクは無論あったっスが)をしたそうっスが(よくWWⅡの潜水艦映画などでもやってるっスよ)、狭い艦内を走る乗員は大変だったと思うっスよ。

潜水艦が潜航する際を簡単に説明すると、ベント弁とフラット・バルブを開いてバラスト・タンクに海水を注水、空気を排出しなが潜航していくっス。(実際には潜舵も使うっスが、その説明はあとで)浮上する際は、艦内に貯めてある圧縮空気をバラスト・タンクに注入し、海面近くで低圧の空気でバランスをとりながら浮上するっス。
簡単だとこんなもんっスがまだ難しいっスか?
う~んと概念を言うと、潜水艦の体積は変わんないっスから、海水を注水・排水することで比重を変え、潜航・浮上を行なっているワケっス。
これで勘弁して下さいっス。
実際にはさっきも言ったっスが、複雑な操作が必要なんでゲームでは簡易にしてあり、タンク内の水量を変更するだけで比重を変更する事ができ、更に中間位置は海水との比重が安定する水位と理解して下さいっス。
比重の変化や微調整はオートでやっているっスよ(笑)
▽その他
ゲーム中、潜水艦の潜航・浮上は戦闘に大きく関係してくるっス。
特に『やまと』が深度1000mぐらい潜航すると、魚雷の圧壊深度を超えるため、敵艦は攻撃が行なえなくなるっス。
ただ、『やまと』も魚雷を発射できなくなるので、結局お互いが攻撃できなくなるっス。
緊急時に逃げ込むには良いっスが、また戻らないと攻撃できないので、絶対優位な位置というワケではないっス。
また浸水していた場合、そこから更に浸水が発生し、最悪の場合は圧壊する事があるっス。
浸水していない場合でも、深く潜りすぎると徐々に浸水が発生し、圧壊するっスけどね。

また、海底深度を確認して潜航しないと、海底に激突してそこから破損する事があるっス。
戦略図画面でも色で確認できるっスが、海底スキャナーボタンを押すと、海底深度計に直下の海底深度が表示されるっスから、浅い所では時々使用して確認した方が良いっスよ。
意味のない軍事豆知識③
上記で少し述べたっスが、潜水艦の構造には単殻式と複殻式、それと半複殻式があるっス。
単殻式は一重の耐圧殻になっているっスが、複殻式は二重の耐圧殻になっているっス。
現在、多くの潜水艦が複殻式を採用しているっスが(『やまと』も複殻式っス)、最近は単殻式も少なくなく米海軍のヴァージニア級やシーウルフ級も単殻式を採用してるっス。
これは最新の「コンフォーマル・ソナー」(シーウルフに付いてる横の出っ張りっス)を装備するためで、本来は複殻式の方が当然丈夫っス。
ま、単殻式にも空間を大きくとれるというメリットがあるっスので、一概にどっちが良いとかは言えないんっスけどね。
ちなみに、日本のおやしお級などの一部の潜水艦は単殻式と複殻式を併用してるっス。
以上っス。

・・・・・・半複殻式っスか・・・。
英国や独国などで第二次大戦頃まで作られているらしいんっスが、最近は聞かないのでメリットはどうとか、よく知らないんっス・・・ゴメンなさい。
ロシアのタイフーン級なんか形状的にそれっぽいんっスが、あの国がよく使ってるスペースドアーマーのような複殻構造なんっスよねぇ。
すまんこってす。
トリムボタン

▽基本操作
このボタンはトリムを変更する際に使用するっス。
ちなみにトリム(ツリムと発音する場合もある)は「釣り合い」の事っス。
UPボタンを押すと、トリムメーターのゲージが上に伸び、もう一度ボタンを押すと停止するっス。
DOWNボタンを押すと、今度はトリムメーターのゲージが下に伸び、同じようにもう一度ボタンを押すと停止するっス。
なお、ゲージが上方・下方にいっぱいになるか、中央の白線位置に達すると、自動で停止するっスよ。
現在のトリム角は、トリムメーターとトリム計で確認して下さいっス。

▽動作
トリムボタンでは実際の潜水艦で言うと、注水/排水ボタンの説明でも書いたトリムタンクと、潜舵の操作を行なうっス。
潜舵は、艦尾(後部潜舵・横舵)艦橋(セイル)か艦首(前部潜舵・潜舵)にあって、『やまと』の場合は艦橋にあるっス。
前部潜舵の位置の違いは用途(主に氷海下で運用する艦は、浮常時の潜舵破損の可能性を考え艦首にある場合が多いっス)によって違うっスが、日本の潜水艦は30年以上艦橋についてるっスので、デザイン的に妥当な位置だと思うっス。
ちなみに、本来は潜舵が艦橋に付いてる方が利きやすいそうっスよ。

潜航・浮上時の操舵とトリムタンクの動きは、文章で説明するより見た方が早いっスので、図を参照して下さいっス。
・・・手抜きじゃないっスよ。
機能は基本的に方向舵と同じなんで説明は省くっス。
・・・手抜きじゃないっスよ。

あまりアレなんで捕捉っスが、速度が上がれば上がるほど潜水艦は上方向への力が強くなり、簡単に言うと浮きやすくなるっス。
早い話方向舵の説明した現象が船体で発生してるっス。
つまり、水の流れの差が上下で大きくなるので、この現象が発生するんっスが・・・・・これも難しいっスかね?
知っている人は飛行機と同じと思ってくれて構わないっス。
▽その他
障害についてっスが、船体上部(艦橋付近)を破損すると、トリムの変化速度が遅くなる事があるっス。
これも、キャンペーンを通して修復しないので、気を付けてほうが良いっス。
本来トリムへの影響は全体的に起こる可能性があるハズっスが、今回は艦橋にある前方潜舵に限定してあるっス。
でも、この部分は先にも書いたっスが修理ができないので、影響力が大きいっス。

あと、トリム・メーターのゲージの位置は、現在のトリム角と完全に連動してるワケではないっス。
トリム・メーターのゲージの位置が動き出すと、艦首のトリム角がゆっくり同じ方向に変わってゆき、ゲージで指定した角度になると、角度の変化は停止するっス。
意味のない軍事豆知識④
『やまと』はアップトリム角90度(海面に対して垂直向き)を出す事が可能であり、もちろんゲームでも可能うっス。
でも実際の潜水艦ではトリムを90度にする事は、バラストタンク・電子機器・原子炉・水圧など様々な点で不可能っス。
第一、40~50度ぐらいまで傾斜があると普通は立っていられないので、この角度まで向くと乗員はとんでもない事になるっス。
昔見た海自の観艦式で、潜水艦が急速浮上する際は30度ぐらいで浮上してたっスけど、きっと中の人は大変だったんでしょうねぇ。
サービスも楽じゃないっス。
これが手動操作の基本っス。
実際の潜水艦に絡めて説明しているので、少し難しかったっスかね?
潜水艦は一人で操艦している訳ではないっスので、本来はもっと複雑っスが、「沈黙の艦隊2」ではその辺りを考慮して、一人でも操艦できるよう省略してあるっス。
ただ、それでもゲーム慣れしていないプレイヤーさんには難しいかも知れないっス。
一番は操艦時に外を見れない為だと思うっスが、当然すが潜水艦は潜水中は直接外を見れないのが普通なんっス。(潜望鏡を除く)
その為にソナーがある訳で、その辺りを言えば本来は3Dマップも反則なんっスがねぇ。(笑)
正直な所、極端にリアリティを重視するつもりも難易度が大幅に高くなるのでないっスが、逆に世界観が壊れてしまうので軽視するつもりもないっス。
あくまで「沈黙の艦隊」の世界を楽しむゲームっスからね。(笑)

とりあえず難しいと思う方は、次の委任操艦についての説明を参照して下さいっス。
激動委任操艦!
ちょっと、生き抜き・・・はぁ・・・

・・・正直つかれたっス・・・。(※くり返し)

いやーここだけの話、兵器の資料集めとか好きなんっスけど、文章で説明するのって苦手なんっスよ(涙)
ググレじゃダメ?
ダメっスよねぇ・・・・・・
あー、なんでこんな時に限って、ウチの兵器大熊忙しいんだろ。(現代2005・大戦略8の作業中)
手伝ってくれないしぃぃぃ
その割には、あ○○○○○○先生のサイン会とか行ってるしぃぃぃぃ(自分も行ったっスけど)
あー、なんか腹立ってきた(怒)

中○のバカヤロォーーーーーーーーー!

・・・なんか大熊に八つ当たりしたら少し元気出たっス。(楽)
テンション下がらない内に次行くっス。
ゲーム中のプレイヤーの立場は「艦長」なので、本来は操舵ハンドルやスロットルレバーを使って操艦するのではなく、操舵士に指示を出す事で操艦をおこなうっス。
その指示を出すという「艦長」の視点を再現したのが操艦委任システムっス。
この操艦委任システムは、深度・方位・速力を数値を入力をすれば後は自動で操艦をおこなうので、操艦が苦手な方でも簡単に『やまと』を操る事ができるっス。
ただ、手動操艦も細かい操作や臨機応変に動きたい時には便利なので、馴らしておいた方が良いっスけどね。
後半戦は手動と委任を併用する事が多いと思うっスから。
▽基本操作
指示できるのは上でも言ったっスが深度・方位・速力の3つで、図の
指示深度計指示方位計指示速力計
以上に各希望数値を入力するだけでOKっス。

操作は全て一緒で、以下の様にキーボードから数値を入力する事で指示をだすっス。
例1.深度100mを指定する場合
 指示深度計をクリック
     
 数字がオレンジ色になる
     
 キーボードから【1】【0】【0】と入力
     
 左側のボタンが点灯
     
    完了

例2.深度20mを指定する場合
 指示深度計をクリック
     
 数字がオレンジ色になる
     
 キーボードから【2】【0】と入力
     
 Enter】を入力→左側のボタンが点灯
     
    完了

例3.速力20.5ktを指定する場合
 指示速力計をクリック
     
 数字がオレンジ色になる
     
 キーボードから【2】【0】【.】【5】と入力
     
 左側のボタンが点灯
     
     完了
 
例4.速力-5.0kt(後進)を指定する場合
 指示速力計をクリック
     
 数字がオレンジ色になる
     
 キーボードから【-】【5】と入力
     
【Enter】を入力→左側のボタンが点灯
     
     完了

例5.既に指示してある数値を再度指定する
 左側のボタンをクリック
     
     完了
以上っス。
操作的には直接操作するより可也簡単だと思うっス。
▽動作
各指示計には入力規則があるので、詳細は以下を参照して下さいっス。

指示深度計
ここで指示できるのは0~999mまでっス。
1000m以上は安全深度を超えるので、入力できないようになってるっス。
ただし、潜航できないわけでないので、それより深く潜りたい場合は手動でおこなって下さいっス。

指示方位計
方位は北0(360)度東が90度南が180度西が270度となっており、実際の海洋での方位と同じ表現方法になってるっス。
なので、ここでは0~359度まで指示でき、それ以上の数値を入力した場合は全て0度になるっス。
ま、方位370なんてないっスから(笑)

指示速力計
速力は55.0~-9.9ktまで可能で、範囲以上の数値を入力した場合は55.0ktになり、範囲以下の数値は入力できないようになってるっス。
また、速力はスクリュー破損などのステータス異常や深度などに影響されるので、実際の速力が指定速力まで上がらない事もあるっス。
▽その他
各指定は、その項目に関連した箇所(操舵ハンドルなど)を操作すると解除されるっス。
また、障害物(他の艦船・海底など)に激突した際も解除されっスので、その際には各指示計の左側のボタンを押すとそのままの数値で再指定となるっス。

以上っス。
こんなもんで、どうっスかね?
何度も言ってるっスが、委任操艦は別に複雑な事をやる必要ないっスし、潜水艦の知識がなくても大丈夫なので簡単だと思うっス。
意味のない軍事豆知識⑤
原子力艦は建造・維持費が高く、技術的にも高いレベルが必要なので、通常動力艦の方が扱い易いっス。
しかし、単独で長期間の潜航を必要とする潜水艦の場合は話が別で、原子力は潜航時間が圧倒的に長くなり理論上は数年間も連続潜航が可能っスので、秘匿性を重視する潜水艦にとっては非常に需要が高いっス。
もっとも、数年間も潜ってると中の人が精神的にもたない(食料とかの問題もあるっス)ので、数ヶ月が限度らしいっスが。
まーそんなで、アメリカのノーチラスから始まり、各国で多くの原潜が作られていったっスが、技術的に難易度が高いのは何年たっても同じなので、様々な失敗を繰返してきたっス。
特に旧ソ連の原潜の程度の低さは有名で、昔は放射能を周辺海域に撒き散らしながら航行していたっス。
この国は昔から兵員の事を考慮してないので、そんなんでも上層部はOKだったんでしょうね、いやはやっス。
そう言えば、前にソ連の原子力潜水艦開発初期から携わった3将校の対談記事を読んだっスが、「お前ら放射能をなんだと思ってるんだ」という内容だったっス。(笑)
どこぞの事業団の方がマシかも。
興味のある方は探してみるといいっスよ。
開発の歴史がわかる以前に、ソビエト崩壊直後で本当にぶっちゃけているので非常に笑えるっス。(笑)
終ーーー了ーーーーー!
ヤーヤー!イェーイェー!ヒューヒュー!
おりゃおりゃ、このまま家帰って、マッコリ飲んで、屁こいて寝るっス!
ついでに、このまま冬眠しちまうっスかね。
自分熊だし。(笑)
は?まだ説明がある?気のせい、気のせい。
第一回?・・・気にしちゃ負けっスよ。
なんなら今から書き換えて・・・
・・・すみません、調子のり過ぎました。
ごめんなさいっス。

次回、魚雷編やりますので、待ってて下さいっス。
公開は冬眠明け!
・・・・ごめなさい嘘です、出来るだけ早くするっス。
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第二回:魚雷編
【て】 ・・・・・・
【て】 ・・・・・・・・・
【て】 ・・・・・・・・・・・・
【て】 ・・・・・・・・・・・・・・・
【て】 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【て】 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぐぅ
【ふ】 いきなり寝てんじゃない!(蹴)
【て】 ぐふぉ!!
・・・あいたたた、何するっスか?
【ふ】 『何するっスか?』じゃないです。
何いきなり冬眠に入ってるんですか?
【て】 いやーこの時期眠いっス。
【ふ】 春どころか秋口まで寝ていてまだ足りませんか?
【て】 寝てないっス!「大東亜2」の解説やってたっスよ!
【ふ】 それはそれは、でも前回すぐに公開するって言ってませんでしたっけ?実際は「大東亜2」より遅くなってますよ。
【て】 古い事は忘れたっス。
【ふ】 言い切りやがりましたね。
【て】 男ってなぁ、後見て歩いてちゃぁダメなんっスよ。前見て生きていかにゃいかんっスよ。
【ふ】 たいそうなこと言ってごまかそうとしてるんじゃないです。
【て】 一日一歩は三日で三歩っス。三歩進んで五歩さがるっスよ。
【ふ】 前見てるだけで後ろ向きに進んでるじゃないですか!(蹴)
【て】 ぐはぁ!!
【ふ】 毎回毎回、バカな事ばかり言ってないで話し進める。
【て】 ・・・はいっス。今回は魚雷編っス。魚雷は有名なわりにあまり知られてないので、少し詳しく説明するっス。
▽目次

魚雷の歴史
 ○初期
 ○中期
 ○後期(現代)

魚雷などの兵装について
 ○武装の種類
 ○誘導の種類
 ○探査の種類
 ○その他補足

おわり

魚雷の歴史
初期

【て】 クッサー!!
【ふ】 突然叫んでなんなんですか?
【て】 いやータイトルが昔の学習漫画みたいなんで。なんか、嫌くないっス?
【ふ】 ノリ的には同じなんじゃないですか?こっちはあくまで、ゲームの解説が主体ですけど。
【て】 そうなんっス?そう言う事なら・・・
【ふ】
【て】 やぁ!ディスプレイ前の大きいおともだち、てじぃベア博士だよぉ。今日もみんなと兵器のふしぎについて学んでいこうね!では、三代目アシスタントのふっちゃんを、みんなで呼ぼう!ふっちゃーん!
【ふ】 はーい!ふっちゃ・・・何やらすんですか!!(蹴)
【て】 ぐふぁ!!
【ふ】 そこまでノリを合せなくいいです!だいたい三代目ってなんですか!第一それはN○Kの幼児番組のノリでしょ!
【て】 ・・・それが解る辺り、見る番組のない夏休みの午前中、N○K教育を見てたクチっスね。(親指立て)
【ふ】 訳解らん事言うな!(踵落し)
【て】 ぐぼぉ!
【ふ】 ワリャ、トゴエチバッカリオット、アドボズオトスゾ!!(訳:お前、ふざけてばかりいると、かかと落すぞ!!)
【て】 ・・・もう落とされたっス。つーか、なんで熊本弁っスか?
【ふ】 そんな事いいから、早く先進んで下さい。
【て】 うぃ。魚雷というのは魚型水雷の略称で、簡単言えば水中を自走する爆弾っス。
【ふ】 なんだか、まんまですね。
【て】 実際、発想自体そんなもんっスよ。じゃ、ちょっとだけ魚雷の歴史を見るっスよ。せーの、くるくるぱぺっ・・・
【ふ】 早よせぇ!(蹴り)
【て】 ぐほぉ!!・・・御免なさい、調子のりましたっス。魚雷は船や潜水艇の先端に長い棒を設置し、それに機雷をくっつけて体当たりしてたのが起源らしいっス。ちなみに昔は機雷の事も【Torpedo】って言ってたっス。

【ふ】 先端って・・・特攻ですか?
【て】 当時の考えでは、一応帰還するつもりだったらしいっスが、殆ど特攻っスよね。まぁ当時もそれじゃイカンと考えたんだと思うっス。体当たり戦法が主体だった南北戦争中に、マシュー・マウリーって提督が電池式の魚雷を試作したんっスが、これが使い物にならんかったそうっス。発想的には良かったっスが、さすがに技術が追いついてなかったっスよね。んでもって1866年オーストリアで、ジョヴァンニ・ビアッジョ・ルッピス(イワン・ルピス-ヴュキ)と、ロバート・ホワイトヘッドが、見事に完成させたのが世界最初の魚雷Minenschiffっス。この魚雷は1870年には量産が開始され、1880年頃から周辺諸国に大量に輸出されたっス。
【ふ】 大量に輸出って、なんかイヤですね。(笑)
【て】 いやもー、ベストセラー商品だったっスよ。(笑)
【ふ】 性能は良かったんですか?
【て】 一番最初は射程約900m速力は6ノットぐらいっスので、当時の艦船相手でも全速(10ノット程度)で逃げられるとチョッとキツイっスが、まぁ使い方しだいっスね。ただ、その後20年ぐらいで劇的な進化を遂げた魚雷は速力30ノットに達し、艦船(15ノット程度)を軽く捉えられるようになったっス。
【ふ】 へぇ~、ルッピスさん頑張ったんですね。
【て】 いや、頑張ったのはホワイトヘッドの方で、ルッピスはロイヤリティもらった後は名前が出てこない所を見ると、開発に参加してないみたいっス。(笑)まぁ、Minenschiffも最初の設計からホワイトヘッドの方でかなり改良したみたいだし、元々オーストリア海軍の協力者らしいっスから、権利を買った時点でこうなるのは当然っスね。(笑)
【ふ】 開発するのも、まずは商売ですからねぇ。(笑)
【て】 ちなみにロイヤリティは200,000フォリントっス。
【ふ】 それって高額なんですか?
【て】 知らない。
【ふ】 は?
【て】 知らない。
【ふ】 ・・・ネタ振ってそんなんでいんですか?
【て】 だって当時の貨幣価値なんて専門外っスよ。現在使ってるのもハンガリー(当時はハンガリーとオーストリアは連合国だったっス)だけだしぃー。ハンガリーなんて、二次大戦の頃ドイツに協力してた事とグヤーシュぐらいしか知らないっス。
【ふ】 偏ってるなぁ。(笑)だったら振らなきゃいいのに。
【て】 ルッピスのその後について少し調べたら出てきたもんで、ついでに書いたっス(笑)ルッピスという人物について詳しく知らなかったもんで、一寸気になったもんっスから。ただ正直な所、その後についてあまり良く解らなかったっスが、一つハッキリしているのが・・・
【ふ】 ふむ、ふむ
【て】 既に亡くなってるっス。
【ふ】 (蹴り)(蹴り)(蹴り)(蹴り)
【て】 あああぁぁぁ、ルーマニアが近いから言わないと解らないとかと思って話したのにぃぃぃぃ。
【ふ】 そっちネタの方が解りませんよ。はい、次いって!
中期

【て】 ・・・くすん。その後歴史を話すと長いんで、日本のことだけ話すっス。日本に魚雷が輸入されたのは1884年で、東洋としてはかなり早かったっス。日本軍は懐古的イメージがあるっスが、意外とこういう新兵器・新戦法などには着目が早かったっスよ。
【ふ】 その後がダメですけどね。(笑)
【て】 その後、日本で魚雷が本格的に使用されたのは日清戦争っス。この時代、水雷・機雷が活躍した時代なんで、当然魚雷も活躍したと言いたいっスが・・・。
【ふ】 圧倒的な速力があるのにダメだったんですか?
【て】 ダメという訳じゃないっス。実際、対魚雷戦をあまり考慮されていない当時の艦船は魚雷に弱く、それなりの戦果を上げたっス。ただ、当時の魚雷は音を捉えながら移動するホーミングタイプじゃないっス。発射したら直進するだけだったっスので、生まれて間もなく戦術も未熟な当時、魚雷を相手に当てるのは大変だったっスよ。その上、射程も短かったっスから、攻撃するには的確に当てられる距離に近づく必要があったっス。当時、魚雷は主に水雷艇で使用してたっスから、敵に近づくのは困難で使い勝手は今一つだったみたいっス。
【ふ】 だから後に魚雷の使用は、駆逐艦が主体になったんですね。
【て】 ま、そうなんっスけど、その前に一つ言っておかないといけないっス。日本海海戦において、日本は『高速で敵に接近して攻撃する』戦術を立案し、戦艦2巡洋艦2の大戦果を上げてるっス。
【ふ】 おおぉ、凄いですね。でも別に普通の戦術じゃないですか?
【て】 現在っスはね。当時の基本戦術は『ゆっくり動いて遠距離から攻撃する』だったっス。主砲の精度を考えると、当然っちゃ当然の戦術なんっスが、こと魚雷の戦術においては向いてなかったっス。だからこの戦術は、当時としては画期的だったっスよ。
【ふ】 ま、使い方しだいだったワケですね。
【て】 そんなこんなで魚雷の有用性を知った日本は、魚雷の国産化に向けてがんばったっス。結果、1905年の国産第一号である「三八式二号B魚雷」が完成し、その後も次々と新設計の魚雷が開発されていったっス。んで、その努力の集大成とも言えるのが1935年に完成した「九三式酸素魚雷」っス。

【ふ】 酸素?
【て】 そ、酸素。それまで魚雷は圧縮空気を燃焼して機関を回し推進していたっス。それを圧縮酸素に変更したモノが酸素魚雷っスよ。酸素は空気とは違い窒素などの不燃物を含まないので燃焼効率が大変良く、結果より多くの出力が得られるので、炸薬搭載量・航続距離が飛躍的に伸びるっス。また、気泡が殆ど発生しないので、魚雷が発見される原因となる雷跡が発生しなくなるという効果もあるっスよ。ちなみに他国の魚雷と比較して、炸薬は1.5~2倍、航続距離は約3~4倍だったっスよ。
【ふ】 一~二世代先をいってますね。(笑)他の国では開発しなかったんですか?
【て】 したけど失敗したっス。なんせ酸素は燃焼物なんで、それを集めて高圧縮したら普通に爆弾っス。それを燃焼させようとするんっスから、そらぁ実験中ボンボン誤爆するっスよね。まぁ、結局この取扱いの悪さから、各国共に断念してしまったっス。英国は若干酸素を使用していたみたいっスけど。それと、一応言っとくっスが、高圧縮の酸素に引火したら恐らく建物ごとなくなるっスよ。マネしちゃだめっスよ。
【ふ】 ・・・怖。
【て】 日本でも一時期開発が中断されたものの、大八木静男技術大尉(開発当時)ら開発チームが、徐々に酸素濃度を上げる方法で誤爆の問題を解消し、酸素魚雷の開発に成功したっス。この時の開発秘話を本で読んだ事があるっスが、開発陣の情熱と努力は素晴らしいと思うっス。その後、「九三式酸素魚雷」は問題点はあったっスが、改良・進化が重ねられ、太平洋戦争中大活躍したっス。ちなみに、西洋人の特に青い瞳は暗闇でモノを見つけるのには不向きなので、雷跡の短い酸素魚雷は夜間になると見つけるの困難だったっス。最初のうち米軍は突然雷撃を受けるので、未確認の潜水艦から攻撃を受けたと思ったそうっスよ。
【ふ】 ・・・あの~、青い瞳って暗闇でも明るくモノを見れるって聞いてますけど・・・
【て】 へ?
【ふ】 青い瞳は黒い瞳より光の解像度が高いので、暗がりでも見えやすいそうですよ。
【て】 チョッとまってっス・・・(検索中)・・・あ、本当だ。
【ふ】 で、本当の所どうなんですか?
【て】 ・・・
【ふ】 ・・・
【て】 まっ!どーでも・・・
【ふ】 早よ答えを言え!(蹴り)
【て】 どぶぅ!!・・・うう・・・す、すみません。(泣)調べた所、青い瞳は暗がりで良く見えるそうっス。ただ、当時の日本は電灯の普及が遅れており、暗がりの生活に慣れていたので、西洋人より夜目が利いていたみたいっス。その話がどう転んだか、青い瞳は暗いと見えないと言う風になったみたいっス。
【ふ】 適当に解説しないように!
【て】 だって前に読んだ資料に、そう書いてあったんっスよー!
【ふ】 え~この様に軍事関連の資料を鵜呑みにすると、間抜けなてじぃさんみたいに間違った知識を持つ事があるので気を付けましょう。
【て】 ・・・酷い言われようっスね。
【ふ】 本題に戻りますけど、そんな飛び抜けた兵器を持ってても日本は負けちゃったんですよね。
【て】 そりゃアニメみたいに、一つ飛び抜けて凄い兵器があったぐらいで戦争に勝てたら楽っスよ。それに大戦後期になると、米軍はレーダー・ソナーの精度がどんどん上がったっスので、射程に入る前に探知され発射できなかったっス。また、太平洋戦争は航空戦が主体になったっスから酸素魚雷は出番がなくなったっスよ。(航空機用の酸素魚雷はないっス)第一、こっちが一隻戦闘艦を沈める間に、米軍は同クラスの艦を何隻も建造してるっス。戦争は工業力がある方が強いので、米相手では日本は最初っから相手にならないっス。
【ふ】 この辺りに興味のある人は、当社の「大東亜興亡史」「大東亜興亡史2」を買ってね。
【て】 わぁぁぁ宣伝っスか?あざといっスねぇぇ。
【ふ】 いいんですよ、社内のページだから!
後期(現代)

【て】 ・・・まぁ、いいっスけどぉねぇ。んでもって敗戦後の話。日本の魚雷開発一時中断となり、開発再開は1952年の海上警備隊(海上自衛隊の前身)誕生まで待つ事になるっス。国産魚雷の開発は隊設立直後から進められていたっスので、その甲斐あって早くも1955年には「試製54式魚雷」が完成したっス。「試製54式魚雷」は需要が低かった事もあって170本程で生産終了したっスが、電池式やパッシブ・ホーミングを採用するなど、意欲的な設計がおこなわれており、技術陣の意気込みが感じられるっス。(機構的には初めてじゃないっスけどね)残念ながら、更に次の国産魚雷(72式魚雷・73式魚雷)誕生まで約15年の月日が必要なったっスけどね。
【ふ】 その間日本はアメリカ製の魚雷使ってたんですか?
【て】 まぁそうっス。正しくはライセンス生産を(一部を除き)してたんっスがね。ただライセンス生産については、なかなか認可がおりなかったみたいで、輸入もおこなってたっスよ。
【ふ】 ゲームで出てくる【Mk-46】【Mk-48】もこの辺りに入るんですね?

【て】 へ?・・・・・・・・・・・・・・(ハッ!)いやいや、Mk-48については日本は使ってないっス。替わりに同等の89式魚雷があるっスよ。(汗)
【ふ】 ・・・なに、今の間?
【て】 ちなみにMk-48は大変強力な魚雷っス!(汗)
【ふ】 ・・・だからぁ
【て】 爆発すると爆圧の膨張と圧縮を瞬時に繰返すので、船底に当たった場合は船の支柱であるキール(竜骨)を圧し折るっス!(汗)
【ふ】 ・・・おい!
【て】 側面に当たった場合も、多重構造の防護壁をぶち抜くっスよ!!(汗)
【ふ】 ・・・・・・
【て】 つまり、一撃で敵艦を行動不能にする事も可能なので、対艦としては強力な武器となるっス!!!(汗)
【ふ】 必死に誤魔化してんじゃない!!!(蹴り)
【て】 どふっ!!
【ふ】 このページが何のページか忘れてただろ!
【て】 すみません・・・。いつ間にやら、普通に魚雷の歴史について語ってたっス。ここまで詳しく説明することなかったっスね。(笑)
【ふ】 ・・・本末転倒ですね。
【て】 まぁ丁度現代まで解説したんで、歴史はこんなもんっスかね?「沈黙の艦隊」の世界も1980年代なんで、問題なっスよね。
【ふ】 しかし前回と比較してかなり難しいですね。ついて来れないんじゃないですか?
【て】 よく解らんない人は読み飛ばして下さいっス。
【ふ】 それじゃ意味ないだろ!(蹴り)
【て】 ぐわっ!・・・次は・・・もう少し簡単に説明する・・・・っス。(倒)
意味のない軍事豆知識①
魚雷の類であるっスが、個人的に含みたくないので本編では挙げなかったっスが、日本が開発した最悪な兵器の一つに「回天」があるっス。回天はその性質から一人乗りの潜水艦を改装したと思われている方がたまにいらっしゃるっスが、コレは舵と操縦席がついた魚雷っス。実際回天一型は後部は完全に「九三式酸素魚雷」で、途中から切って操舵席を付け足しているだけっス。当然っスが事故率が非常に高く、多くが作戦を遂行する事なく沈んでるっス。自分的には色々思う事はあるっスが、ここでは語るつもりはないっス。ただ、山口県等に記念館があるっスので、一度足を運んで自分の目で、当時の事実として記憶に留めてほしいと思うっス。
魚雷などの兵装について
武装の種類
【て】 まずは、ゲームで使用する武装を説明するっス。
【ふ】 一応反省してるみたいですね。
【て】 あーうるさいっス。ゲーム中に「やまと」「たつなみ」が使える武装は、【Mk-46魚雷】【Mk-48魚雷】【ハープーン】【トマホーク】【デコイ】【ピンガー】っス。
【ふ】 色々ありますね。全部魚雷ですか?
【て】 ハズレ!魚雷発射管で発射してるっスが、魚雷は【Mk-46】【Mk-48】【デコイ】だけっス。【ハープーン】は対艦ミサイル、【トマホーク】は巡航ミサイルっスよ。
【ふ】 ミサイルって海の中から発射できるんですか?
【て】 できるっスよ。発射後にロケットブースターで海面を飛び出して、後はターボファンで飛ぶっス。
【ふ】 対艦ミサイルと巡航ミサイルの違いについては?
【て】 ゲーム中に登場する【トマホーク】は対艦攻撃用なんで、対艦ミサイルと同じと考えて問題ないっスよ。破壊力は上っスけど。ちなみに巡航ミサイルと言うのは、低高度を飛行して目標物を破壊する航続距離の長い対地(対艦)ミサイルみたいなモンっス。
【ふ】 よく言う弾道ミサイルとは違うんですか?
【て】 根本的に違うっスが、ここで詳しく説明しないっス。まぁ形的には、弾道ミサイルはロケットのような奴で、巡航ミサイルは小型のジェット機みたいなモノとでも思って下さいっス。
【ふ】 【ピンガー】は?
【て】 それはソナーの探信音っス。本来は魚雷発射管で発射するモノじゃないっスが、劇中に探信音を使って米艦艇を擬似的に撃沈するシーンがあったので用意したっス。【ピンガー】なんて魚雷はないんで勘違いしないようにっス。当たっても沈まないっスよ。
【ふ】 ま、普通間違えないですよね。(笑)でも、探信音って単一方向に進むもんなんですか?
【て】 う~ん、それについては少し違うかもっス。確かに「高周波ソナー」である程度は方向は限定する事が可能っスが、特定の艦を狙える程発信方向を限定できるかは疑問っスね。でも、劇中は特定の艦を狙って【ピンガー】を発信してたっスので、どうしてもこうなる必要があったっス。
【ふ】 原作重視ってことですね。
【て】 まぁそれもあるっスが、実際つまんないっスしょう?一撃で周辺の艦船を全て撃沈したら。(笑)
【ふ】 確かに。(笑)
【て】 で、魚雷の【Mk-46】【Mk-48】【デコイ】っスが、【Mk-46】【Mk-48】はさっき簡単に説明したっスので、とりあえず【Mk-46】が小型の魚雷(短魚雷)で、【Mk-48】が大型で強力な魚雷と覚えてくれればいいっス。
【ふ】 そんないい加減な。
【て】 ただゲームするのに難しく覚える必要はないっスよ。
【ふ】 いままで、さんざん難しい事言っといてそれかい!
【て】 残りの【デコイ】っスが、これは簡単に言うと囮っスね。「やまと」が出す音紋と同じ音を出す事で、敵魚雷を違う場所に誘導するっスよ。
【ふ】 攻撃用じゃないんですか?
【て】 攻撃用じゃないっスね、どちらかと言うと防御用っス。
【ふ】 とりあえず武装の種類は以上ですかね。
【て】 一応、そうっスが『弾頭』も一緒に説明するっス。「やまと」は【Mk-46】【Mk-48】【トマホーク】の『弾頭』を「通常」弾頭から「核」弾頭に変更可能なんっスが・・・。
【ふ】
【て】 このゲーム「核」使ったらゲームオーバーなんっスよねぇ。
【ふ】 なんでです?
【て】 いやぁ、原作中は「核」は抑止力でのみ存在することになってるっスから、それを使ったら色んな意味で終わりなんですよ。それに、原作を最後まで読んだ人ならわかるっスが、「やまと」が「核」を発射する事はまずないっス。だから強制的にゲームオーバーになるんっスよ。
【ふ】 つまり話的につながらないと言うことですか。
【て】 そうっス。それと、ちなみになんっスが、本来は潜水艦内で弾頭を変えて魚雷などを撃つことはないっス。
【ふ】 あっそうなんですか。
【て】 トマホークなんかは通常と核で別々にあるっスし、魚雷で言うと【Mk-45】というW34弾頭搭載の核魚雷があるっス。
【ふ】 【Mk-45】というのはあまり聞きませんね。
【て】 使ってないハズっス。それに、こいつは一撃必殺の非常に強力な魚雷なんっスが大きな問題があるっス。
【ふ】 周辺の水質を汚染するとかですか?
【て】 それも問題っスが一番の問題は『威力範囲に対して射程が短すぎて、発射した艦も一緒に沈んでしまう』って事っス。なにせ有線誘導っスから。
【ふ】 ・・・一撃必死ですか。使えませんねソレ。
【て】 そりゃねぇ、軍人さんも自分の撃った弾で死にたかないっスよ。(笑)
誘導の種類

【て】 誘導の種類には【ACTIVE(アクティブ)】【PASSIVE(パッシブ)】【W-LINE(有線)】の3つがあるっス。

【ふ】 これが、少しわかりにくいんですよね。
【て】 知らない人には何のことか解らないかも知れないっスが、あまり難しく考える必要はないっス。
【ふ】 じゃ、説明して下さい。
【て】 あまり難しく考える必要はないっス。
【ふ】 だから説明。
【て】 あまり難しく考える必要はないっス。
【ふ】 説明・・・。
【て】 あまり難しく考える必要はないっス。
【ふ】 ・・・・。
【て】 あまり難しく・・・
【ふ】 説明するのを面倒くさがらずに、さっさとヤレ!(踵踵踵)
【て】 踵で頭をグリグリしないでっス~わかったっスから~。
【ふ】 何度言ってもわからん奴は送りますよ。
【て】 ・・・どこへっス?
【ふ】 ・・・聞きたいですか?
【て】 ・・・・・・やめとくっス。(汗)
【ふ】 賢明ですね。
【て】 えーでは【ACTIVE】っスが、コレは自分で探信音を発信して敵を追尾する能力っス。もし目標艦を見失っても近くの艦を見つけて追尾する、なかなか臨機応変な機能っスので、密集戦や非撃沈目標がない場合に使うと便利っスよ。ただ探査範囲はちょっと短めっス。
【ふ】 上手くすれば待ち伏せなどにも使えますね。
【て】 そうっスね。ただ、魚雷には航行時間が決まってるっスので、それを超過すると消滅するっスから、長時間は待ち伏せできないっスよ。
【ふ】 やり方しだいですね。
【て】 次に【PASSIVE】っスが、コレは敵の音紋を拾って追尾する能力っス。目標艦を見失っても目標艦を探索し続ける一途な機能っス。固有の敵艦だけを狙いたい時に使うといいっス。
【ふ】 作戦によっては撃沈してはいけない艦もあるので、そういう作戦では便利ですよ。
【て】 最後に【W-LINE】っス。これは本来は有線で魚雷を操作する機能っスが、ゲーム中は発射艦のソナーから情報を得て追尾する能力になってるっス。命中精度は3つの内最も高いっスが、目標艦が発射艦から離れすぎると敵を見失うという弱点があるっス。見失った後は【PASSIVE】と同じ能力になるっスよ。
【ふ】 目標を見失ったあとは、発射艦からの誘導コードを切り離したと考えて下さい。
【て】 以上っス。実際の魚雷と若干違いがあるっスが、ある程度はゲーム的な機能と考えて欲しいっス。
探査の種類

【て】 ふるパンが怖いのでサクサク行くっス。探査は【右旋回】【左旋回】【蛇行】【沈降旋回】があるっス。

【ふ】 コレは目標艦を見失った時の魚雷の動きですね。
【て】 ちょっと違うっスね。見た目には同じっスが、探査する方向の設定っス。まぁ、結果的には同じっスので、ふるパンが言った様に解釈してもいいっスけどね。
【ふ】 結果が同じなら簡単の方がいいですよね。
【て】 まぁねぇっス。それで動作なんっスが、【右旋回】は右に旋回しながら探査し、【左旋回】は左に旋回しながら探査するっス。説明だけだとまんまっスので、下の【右旋回】設定時の画像を参考にして欲しいっス。
【て】 この旋回を目標を発見するまで続けるっス。【左旋回】は画像と逆の回転になるっスよ。
【ふ】 この探査方式は、敵艦が頻繁に接近してくる時に設定すると効果的ですね。
【て】 そうっスね。ただ、敵が大きく迂回する時や近づいてこない時には、敵艦を探知しにくいっスので注意が必要っスよ。
【ふ】 ちなみに【右旋回】【左旋回】に違いはなんですか?
【て】 【右旋回】は魚雷に対して右から接近する相手に反応しやすいっス。【左旋回】はその逆っスね。あまり大差がないように感じるかも知れないっスが、ここ一番で反応しない場合もあるっスので、考えて設定した方がいいっスよ。
【ふ】 魚雷の本数には限りがあるので、無駄弾を撃たないように気をつけて下さい。
【て】 次に【蛇行】っス。
【て】 【蛇行】はこのように蛇が這うように進むっス。進行方向に対して幅広い範囲に探索をおこなうっスので、敵の追撃に使えるっス。ただし、後方に対しての探索はあまり期待はできないっスので、敵艦を追い越してしまうと探知できなくなるっス。【ACTIVE】【PASSIVE】設定を上手く使い分ける必要があるっスが、使いこなせばかなり有効な武器になるハズっスよ。
【ふ】 実際の所、中級者向きですかね。
【て】 まぁそうっスね。ある程度の見極めが必要になるっスから。実際、発射タイミングを誤るとほとんど命中しないっスよ。
【ふ】 ただ撃てばいいってもんじゃないって事ですね。
【て】 そうっス。では最後は【沈降旋回】っス。
【て】 【沈降旋回】は螺旋状に沈みながら進むっス。自分より深い位置に潜航している敵艦に対して有効っスが、非常に扱いの難しい機能になっているっス。
【ふ】 これってあまり使わないですよねぇ。
【て】 まぁ確かにっス。シーウルフ戦である程度の深度を保ちながら使用するのに使えるっスけど、後半は水上艦相手になるっスから使えないっス。また、潜航しているので深い場所で発射すると魚雷の限界深度に達する事がよくあるっス。正直な話上級者向きっスので、使い勝手は悪いと思う人は【右旋回】【左旋回】を使った方がいいかも知れないっス。
【ふ】 動き的には似てますもんね。
【て】 でも、縦方向に対しては【沈降旋回】の方が探査範囲が広いんっスよ。ただ、かなり先読みしないと意味ないっスし、誘導が【ACTIVE】だと探査範囲が狭いっスので反応が悪いっスから、【PASSIVE】【W-LINE】じゃないと今一つ本領を発揮できないっスよ。
【ふ】 ・・・やっぱり【右旋回】【左旋回】の方がいいと思いますよ。簡単だし。
【て】 まぁ、その辺はプレイヤー次第っスね。自分はたまに使ってるっスけど。
【ふ】 そりゃぁてじぃさん変ですから。
【て】 ・・・身も蓋もないっスね。
その他補足

【て】 一応これぐらいっス。
【ふ】 そ~ですね~。あっそうだ、敵艦が発射してくる魚雷。アレってなんですか?急に真上方向の海面から出てくるんですが。
【て】 アレはアスロック(ASROC)っス。アスロックは、船の甲板上のランチャーからミサイルと同じように発射され、目標の上空にきたら推進用ロケットを切り離してパラシュートで落下してくるっス。海面に到着すると、あとは他の魚雷と同じように潜水艦を追尾するっス。ちなみにゲーム中の中身は【Mk-46】っスよ。
【ふ】 へぇー。
【て】 ちなみにアスロックは空中を移動するっスから、敵艦への接近が非常に速いっス。限定区間だけとは言え、40~50ノット(約74~93km/h)から最大マッハ1(約1225km/h)になるワケっスから、ワープしてくるみたいなモノっスよ。(笑)
【ふ】 ワープって(笑)
【て】 いや、それぐらい革新的な兵器だって事っスよ。日本の護衛艦は「やまぐも型」以降は全艦搭載しているっスし、世界的に見ても西側の対潜兵器の主力と言っても過言じゃないっスよ。
【ふ】 その割りに「みねぐも型」が一時期積んでなかったような・・・。
【て】 あぁうるさいっス。細かい事言ってるんじゃねぇっスよ。アレは後で積んだからいいっスの。
【ふ】 でも、ボフォース対潜ロケットもまだまだ・・・
【て】 それは、そのうち搭載現役艦がいなくなるからいいのっス!あ~もう、このSDFオタは・・・
【ふ】 誰がSDFオタですか。
【て】 いや気付かないうちに染まってるっスよ。
【ふ】 なんかイヤです。
【て】 これで新田原の基地祭に片道5時間日帰りで行くようになったら末期症状っス。
【ふ】 そりゃ、アンタの事じゃないですか。(笑)
【て】 大変っスから出掛けるのに思い切りがいるっスが、行ったら行ったで楽しいんっスよね。(笑)
【ふ】 そういや去年「沈艦2」終わった後に行ってましたね。
【て】 いや~去年はF-1最後だったっスし。(笑)
【ふ】 ・・・そう言う事には労力を惜しまないんですね。
【て】 中古っスがカメラ+レンズを新調(?)して行ったんっスが、F-1あまり低く飛ばない上に飛行時間短かったっス。
【ふ】 アンタ本当に惜しんでませんね。

【て】 でもファントム見れたんで良かったっスけどね。
【ふ】 そりゃ良かったですね。
【て】 そう言えばファントムも、もう残り時間少ないっスからね。
【ふ】 はぁ。
【て】 そういえば、次世代機の候補に「F-22A」「F/A-18」等が騒がれているっスね。
【ふ】 はぁ。
【て】 実際の所、ふるパンはどれが一番『無頼』が似合うと思うっスか?
【ふ】 何の話だ!(蹴)
【て】 げふ!
【ふ】 まったく、どっちがSDFオタなんだか。
【て】 いや、自分は万遍なく・・・。
【ふ】 自慢になるかい!(蹴)
【て】 げふふ!・・・連発は・・・きついっス。
意味のない軍事豆知識②
少し魚雷の推進機関について説明するっス。推進方式には主に電気推進方式と熱機関推進方式の二つがあるっス。電気推進方式は電気でモーターを回して推進するっス。こっちは機関を持っていないので静音性が高いっスが、航続距離が短いのが難点っス。かなり昔から実用化はされてるっスが、まだまだ開発余地がある方式っスね。
熱機関推進方式はタービンエンジンで推進する、【Mk-46】【Mk-48】などでも使用している現状で最もポピュラーな推進方式っス。
このタービンエンジンも色々試行錯誤して発展したっスが、説明すると長いっスの下に簡単にまとめたので参照して下さいっス。

  冷式:タンク内の高圧空気を噴出して機関を回し推進。
    ↓
  乾式:タンク内の高圧空気を減圧して燃焼させ、発生した高圧空気で機関を回し推進。
    ↓
  湿式:タンク内の高圧空気(酸素)を減圧して燃焼させ、それに更に水を加える事で発生した高圧水蒸気で機関を回し推進。

更に機構的に細かい所を言うと、オープン・サイクルとクローズド・サイクル、タービン機関と斜盤レシプロ機関、スクリュー推進とポンプジェット推進など色々あるっスよ。ただ、細かく説明すると面ど・・・じゃなかった、長くなるの今回は説明を避けるっス。興味のある人は自分で調べてみて下さいっスよ。
おわり

【て】 ・・・お、終わったっス。色々と。
【ふ】 (色々?)時間かけた割りに、いらん事をばかり長々と。
【て】 でも、うんちくが無いと楽しくないっスし。
【ふ】 てじぃさんが楽しんでもしょうがないでしょ。
【て】 いや、ウチのユーザーさん詳しい人多いっスから、コレぐらい書かんとつまらないかと思ったんっスが・・・やり過ぎっスかね。
【ふ】 少し。
【て】 やっぱりっスか。(笑)とりあえず、ゲームの情報がだけが欲しい人は【2.魚雷などの兵装について】を読むっスよ。
【ふ】 結局ソレですか。
【て】 いや、マジでゴメンっス。でも、魚雷の各機能については一通りフォローできたと思うっス。少し遅くなったっスが、途中で諦めてた人も、できればもう一度プレイして欲しいっス。
【ふ】 ホントに遅くなりましたけどね。
【て】 いや、それ言わないでっス。本当は「やまと」の最大深度より深く反省してるっスから。
【ふ】 へぇー本当に?
【て】 いや本当にマジっスよ。
【ふ】 ・・・。
【て】 ・・・。
【ふ】 まぁ信じましょ。では終わりますか。
【て】 いやぁ、終わった終わったっス。さっさと家に帰って芋食って屁こいて寝るっス。
【ふ】 全然反省の色がなーい!(殴)
【て】 ぐはぁ!
【ふ】 たぁく、この腐れクマは毎回毎回同じボケかましてからに。え~、最後まで読んで下さった皆さん。長々と読みにくい文章に付き合って頂き有難う御座いました。今回で『沈黙の艦隊2』の解説は終わりですが、僕たちは二匹は『大戦略 大東亜興亡史2』の方でも解説をしていますので、もし宜しければそちらも御一読下さい。
【て】 『大戦略 大東亜興亡史2』で僕と握手!
【ふ】 まだ、くたばってなかったか!(蹴)
【て】 どはぁ!・・・ろ、老兵は死なず・・・ただ消え去るのみっス。

-完-
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