攻略第五回

 攻略第5回は航空機開発について紹介していきます。
 太平洋戦争中の国々が日進月歩の技術発展を遂げたように、太平洋の嵐でもターンが経過していくと敵の航空機や艦船が新しい世代の兵器に変わっていきます。そこで、日々強くなっていく敵に遅れないように次世代の航空機開発を行います。

「開発可能な根拠地」

 航空機開発は航空機開発画面で行います。航空機開発ラインに登録されている航空機は開発が完了すると、生産が可能になります。
 航空機開発が出来る根拠地は航空機が生産可能な根拠地と同じです。

「開発にはポイントが必要」

 航空機を開発するには、その完成に必要な開発ポイントがそれぞれの機体に存在します。各機体の開発進行度は毎ターンごとに基本値分だけ進んでいきます。※基本値はルール設定で3、6、9の中から選択可能です。


 特定の機体を急いで開発したい場合は、航空機生産の残りポイントを開発ポイントに変え、開発画面で追加ポイントの欄に割り振ることで、開発スピードを上げることが出来ます。

 例えば陸軍の戦闘機「飛燕」であれば開発が完了するまで、240ポイント必要です。開戦時では6ポイント溜まっています。中級の場合は基本値が6なので1ポイント追加すると基本値のままに比べ、約6ターン早く開発が完了します。このターンの差は大きく、極端な例では基本値のまま開発した場合と同じターン数が経過した時点で基本値に比べ約6倍多くの飛燕を生産できていることになります。

「開発機体の選びかた」

 開発の際に基準する項目はいくつかありますが、主に性能、生産コスト、維持費です。
 航空機の兵器詳細に性能やコストを表す以下の項目があります。

  • 装備
    各種武装
  • 戦闘能力
    対戦闘機攻撃力:数値が高いほど戦闘機に対する攻撃力がある。
    対戦闘機防御力:数値が高いほど戦闘機に対する耐久力がある。
    対爆撃機攻撃力:数値が高いほど爆撃機に対する攻撃力がある。
    対爆撃機防御力:数値が高いほど爆撃機に対する耐久力がある。
    高高度制空能力:B-29など高高度を飛ぶ航空機に対し攻撃ができる。
  • 開発・生産
    稼働率  :整備のしやすさに直結する。数値が高いと整備しにくい。
    必要整備力:一機あたりに必要な整備力。整備部隊の整備力は1部隊で「2000」。
  • 開発・生産
    必要開発力   :開発に必要な総開発ポイントの値。
    必要生産力   :一機あたりの生産力の値。
    必要物資(鉄) :一機あたりに必要な鉄の量。
    必要物資(軽銀):一機あたりに必要な軽銀の量。

 基本的に性能の高い機体ほど整備力、生産コスト、開発ポイントが必要になります。開発を行う際は完成予定の時期と性能を見てきめるようにしましょう。

「機体を選ぶときのポイント」

 開戦時の戦闘機のなかでは、零戦が生産性と整備性に優れているので選びやすいのですが、北支侵攻作戦のように広い大陸を進むシナリオの場合、艦載機の需要は低く、飛燕や疾風のような零戦と比較して戦闘能力で上回っている機体がオススメです。ただこの時期は海軍機の方が生産コスト的に若干下回っているので、どちらが良いかは好みになります。

 爆撃機の場合、開戦時は主に爆撃力のある機体を開発すると戦闘も楽になっていきます。このように比較的有名な海軍の機体だけでなく、陸軍の機体でも良い機体があるので兵器詳細で性能と整備力を見て選びましょう。

 第6回は科学技術開発についてです。