アメリカ合衆国
戦艦
モンタナ

【解説】
米海軍が計画した最後の戦艦。アイオワを越える戦艦として、火力・装甲を大幅に増強させ、排水量70000tを超えるアメリカ最大の戦艦となる予定だった。実際、当艦の重武装に対抗できるのは日本の戦艦大和ぐらいであり、逆を言えば艦隊決戦が行われた場合でも、十分にアメリカが日本艦隊に対抗できたと言える。1940年に建造が5隻の発注が行われたが、現役艦の修理や他の新造艦の建造が優先されたため起工できず、1943年に計画がキャンセルされてしまった。これはアメリカ軍が、既に戦艦が海戦の主力になく、今後の戦闘において必要性が薄いと言う事を考えてのことだった。