大日本帝國
軽巡洋艦
夕張

【解説】
5500t型軽巡を計画変更して建造された軽巡洋艦。3000t型の船体に5500tと同じ武装を施すなど、実験艦としての意味合いの強い艦であった。その為、他国からの注目度は非常に高かったが、居住性が悪い・航続距離が短い・拡張性が低い・水上機が搭載できないなど問題点が多く、実用艦としては使い勝手が悪かった。しかし、大型集合煙突を初めて採用しており、この点で言えば後の艦船に与えた影響は大きいと言える。大戦中は輸送任務などに従事し、1944年米潜水艦の雷撃により沈没している。