大日本帝國
駆逐艦

【解説】
戦時簡易急造された丁型駆逐艦。生産性向上の為、船体は直線形状で構成され、材質も入手が容易な高張力鋼を使用、機関も製造が容易な鴻型水雷艇のものを搭載している。そのため重量が増加した上、出力が低下してしまい、速力が10kt近く低下してしまった。このように粗製濫造のような当艦であるが、日本で初めて機関をシフト配置にし、対空兵装も強化される等の改善は施され、結果生存性は向上している。18隻建造された当艦は、10隻が航行不能か沈没しており、残りは戦後賠償として連合国側に引き渡されている。