アメリカ合衆国
重巡洋艦
ペンサコラ

【解説】
当初軽巡として建造されたワシントン条約下の重巡洋艦。基準排水量は制限を大きく下回る9100tとなっているが、主砲は20.3cm3連装砲2基・20.3cm連装砲2基と当時としては非常に強力な火力を有していた。また、米巡洋艦としては初めて機関を2組に分散して配置し、被弾時の行動不能になる率を軽減させる事で、生存性を高めている。大戦中は太平洋方面の任務に従事し、1番艦ペンサコラ、2番艦ソルトレーク・シティ共に大戦を生き抜いたが、戦後原爆実験の標的艦として使用され、1948年に自沈処分された。