大日本帝國
潜水艦
乙型

【解説】
巡潜甲型のサポート用に建造された艦。甲型とほぼ同様の艦で、旗艦施設を外された事で排水量が減った以外は大差はない。また、甲型同様殲滅作戦用に建造されたが、作戦が行なわれなかったため、本来の用途で使用されることはなかった。しかし、20隻も建造された当艦は、日本潜水艦の中核をなし、南方海域で様々な任務に従事し、その能力を活かし猛威を振るった。なお、6番艦イ-25は1942年に米本土に奇襲作戦を行い、搭載の零式小型水偵がオレゴンの森林に爆撃を成功させた。これは被害の大小はともかく、日本軍唯一の米本土爆撃であった。