イギリス
艦上攻撃機
バラクーダ

【解説】
大戦後期に登場した英国の艦上攻撃機。急降下爆撃が行える艦攻・艦爆統合機。アルバコアの後継機として開発され、低空での運動性以外はソードフィッシュを上回る性能を持つ。当機の登場で(TBFアベンジャーも同時期採用だが)やっとソードフィッシュが退役する事となったが、全てを交換し終わったのは終戦間近の事であった。ソードフィッシュからの転換直後は低空で高機動を行い、失速・墜落を起す飛行士が後をたたなかったらしい。なお、Mk.Iでは水平尾翼が下方に付いていたが、乱気流に巻き込まれやすい事が判明し、MkII以降は水平尾翼が上方設置に変更となった。Mk.II型は「マーリン」XXXIIエンジンを搭載した主要生産型。