【て】 あ、どうもお久しぶり『てじぃベア』っス。・・・え?知らない?そうっスか・・・まぁいいかw
【ふ】 『まぁいいかw』じゃないでしょ!!(ガスッ!)
【て】 あいたぁ!
【ふ】 まったく、直ぐ手を抜くんだから。どうも、僕は『ふるパンダ』と言って、てじぃさんの相棒兼御目付け役です。
【て】 ・・・御目付け役って・・・自分そんなに信用ないっスか?
【ふ】 ・・・『沈黙の艦隊2』の第二回解説・・・
【て】 ・・・
【ふ】 ・・・
【て】 ・・・・・・
【ふ】 ・・・・・・
【て】 さぁて、佐世保に護衛艦を見に行くっスか!
【ふ】 何事もないように誤魔化そうとしてんじゃない!!(ガスッ!!)
【て】 あいたたた・・・だ、だって、別の仕事で忙しかったっスよぉ。実際、兵器データやら兵器解説やら(長いので省略)・・・の初回限定版の買出しやらで、寝る間もなかったんっスから。
【ふ】 後半遊んでるじゃないですか!いいから話進めて下さい。今回は時間ないんだから。
【て】 うぅ、わかったっス。自分は『てじぃベア』って言って兵器解説クマっス。SSAのHPに時々現れて、ゲームの説明をするのが仕事のナイスガイっス。
【ふ】 恥ずかしいから、自分の事を「ナイスガイ」とか言わないの。
【て】 んじゃ「ゲームの妖精」。
【ふ】 ・・・イタイですよ、それ。
【て】 だったら「脅威のクマ殺し!ジャングルの奥地で謎の上海雑技団と米海兵隊のラインダンスを見た!」。
【ふ】 ワケわかりませんって!いいから話進めて下さい。
【て】 へいへい。まぁそなんで今回は『大戦略大東亜興亡史2~トラ・トラ・トラ ワレ奇襲ニ成功セリ~』(以下『大東亜2』の紹介をさせていただくっス。

第一回 大戦略 大東亜興亡史について

1.大東亜興亡史とは

【て】 早い話、大戦略の太平洋戦争版っス。
【ふ】 結論早い上にまんまですね。
【て】 でも、結構重要な事なんっスよ。
【ふ】
【て】 大戦略は元々「ボードゲームのウォーゲームをPCでやれたら」という発想から作られたPCゲームっスが(Fさん談っス)、ボードゲームの近代兵器モノは1940年代の欧州や太平洋ものが主体なんっス。つまり、原点から言ってもSSAとしては出したい方向性の大戦略だったっスよ。
【ふ】 なるほど。
【て】 ユーザーアンケートにも、この辺りのゲームを出してという要望も多かったし、個人的にもやっぱり零戦やチハタンを使って遊びたいじゃないっスかw。
【ふ】 チハタン言うなw。で、昨年初めに販売されたのが、『大戦略 大東亜興亡史~ニイタカヤマノボレ一二〇八~』(以下『大東亜1』ですね。
【て】 ・・・あれは・・・本気で大変だったっス・・・。
【ふ】 はぁ。
【て】 初段階の兵器の調査・・・調べれば調べれば泥沼にはまるし・・・実際にゲームに登場する兵器の5倍以上は調べたっス・・・。
【ふ】 ま、まぁ時間かけてやれて良かったじゃないですか。
【て】 ・・・足りない分は努力と根性でカバーしたっスけどねぇ・・・。
【ふ】 えー・・・、なら今回は楽だったんじゃないんですか?
【て】 ・・・ドイツ・イタリア・兵器解説の追加がなければねぇ・・・。
【ふ】 あうあう(汗)


資料が置かれている本棚の一部っス。こういうのが室内にいくつもあるッスよ。

【て】 いやまぁ、兵器について調べるのも解説書くのも好きなんでいいっスけどね。今回はふるパンなんかも頑張ってくれたんで、予定通り完成させることができたっスけど。
【ふ】 至らない点も多かったですけどね。
【て】 いやいや、今回の『大東亜2』のマップやルートの大幅拡大は、ふるパンがいたらこそっス。特に仮想戦ルートであるドイツ・イタリア戦やソビエト戦の構想は、史実での欧州方面の戦いを基にしてあるっスが、配置など結構よく考えてあるっス。
【ふ】 いやぁ(テレテレ)
【て】 つまりマップに間違えがあったらコイツのせ・・・
【ふ】 いやに褒めると思えば、それが狙いか!(ドスッ!)
【て】 ぐはぁ!
【ふ】 あんたがそんな事言っちゃだめでしょうが!
【て】 す、すんません。ほんの出来心っス。

2.キャンペーンルート

【て】 話を戻すっスが、太平洋戦争モノ以外に『大東亜シリーズ』は今までの大戦略とは違った方向をもったモノなんっス。
【ふ】 さっきの話したキャンペーンのことですか?
【て】 それも一つっスね。『大東亜1』と同じく、『大東亜2』は日本軍とアメリカ軍2つのキャンペーンがあるっス。各キャンペーンは多数のマップで構成されていて、1つのマップの戦闘結果により次に進むマップ(ルート)が変化するようになっているっス。
【ふ】 進み方によって例のドイツ・イタリア戦などの仮想戦ルートになるワケですね。
【て】 そうっス。ただルートといっても完全な一本道ではないっスので、史実戦の途中から仮想戦に進んだりする事も、ある程度は可能っス。
【ふ】 ちなみに、キャンペーン中盤の1942~43年ぐらいがターニングポイントになってます。
【て】 『大東亜1』以前にもキャンペーン自体は『現代シリーズ』などであったっスが、『大東亜シリーズ』と比べるとマップ枚数の多い構成ではなかったっス。その分キャンペーンの数が多いっスけどね。
【ふ】 現代戦では長期間の戦闘状態は考えにくいですからね。その辺り言うと『大東亜2』は仮想戦を含めると10年近い期間になってるから、必然的に大規模になるワケですか。
【て】 実際チェックの時、『大東亜1』の時も大変だったっスが、『大東亜2』ではマップが倍位に増えたっスから、分岐もそれ以上に増えてルートを進めるだけでも一苦労だったスよ。
【ふ】 確かに。チェック用にキャンペーンのルート表を作ったら、ずいぶん大きくなりましたよw。
【て】 あんまり大変なので正直逃げちゃおうかと・・・。
【ふ】 リーダー自ら逃げようとしてるんじゃないです。あなたはイ○リア軍の指揮官ですか。
【て】 判りにくいツッコミっスねw。ツッコミ入れるなら、もう少し一般的なネタの方がいいっスよ。
【ふ】 ほっといて下さい。判りにくいと言えば、ルートの全体経路もユーザーさんには判り難いんじゃないですか?
【て】 う~ん、やっぱそうっスよねぇ。ま、ルートについては『大東亜1』の時も公開したっスから、『大東亜2』でも近々公開する予定っスけど、少しの間は自力で進んで下さいっス。最初からネタバレというのもつまらないと思うっスから。
【ふ】 ・・・一応は考えてるんですね。
【て】 一応は余計っス。
【ふ】 だって、てじぃさん何時も適当にしか考えてなさそうですもん。
【て】 失礼っス!今だって次の企画の事など色々考えてるっスよ。
【ふ】 へぇ・・・で、本当のところは?
【て】 今日の晩御飯なんにしよう?
【ふ】 ・・・ベタな上につまんない事考えてますねぇ。
【て】 ベタで悪かったっスね。・・・まぁいいっス。『大東亜2』のルートについて一寸だけヒントを言うと、日本軍キャンペーンのドイツ・イタリア戦やロシア戦は比較的難易度が高いっスので、最初からこのルートに行くと結構大変っス。一度進めて無理だった人は、戦力の揃ったキャンペーン2周目以降に進む事をオススメするっス。
【ふ】 あくまでプレイヤーしだいですけどね。
【て】 そいえば、テスターで一周目から欧州ルートクリアしてたコいたっスね。
【ふ】 テスト期間中は四六時中大東亜をやって腕が上がっているから、テスターを基準に考えても駄目ですけどね。
【て】 ドイツもロシアもパラメータ的には強いユニットが多いっスし、地上戦が主体になるから日本軍が不利になるハズなんっスけどねぇ。
【ふ】 部隊の編成しだいって事でしょうかね。

3.プレイヤー部隊

【て】 編成の話が出たので説明するっスが、『大東亜シリーズ』特長の一つとしてプレイヤーが部隊を編成する事ができるっス。この編成した部隊は各マップに出撃させて戦闘させることができるっスよ。
【ふ】 『大戦略VI』とかであった、プレイヤー部隊ですね。
【て】 基本的には同じっスが、違う部分もあるっス。
【ふ】

【て】 『大東亜シリーズ』では部隊を各マップで出撃させ戦闘などにより練度を上げる事で、ユニットをより強いユニットに「進化」「改良」させる事ができるっス。
【ふ】 部隊(ユニット)の育成ですね。
【て】 そうっス。これにより最初は使えないユニットだったとしても、大事に成長させてやれば使えるユニットになる事もあるっスよ。
【ふ】 輸送系や偵察系のユニットなんか特にそういうのが多いですよね。
【て】 ちなみに使えるユニットを間違った方向に進化させると、使えなくなる場合もあるっス。
【ふ】 なんですかそれ。
【て】 ワナっス。
【ふ】 まんまじゃないですか。
【て】 いやぁ、ユニットの能力を見れば分かる程度っスし、ほんの一部だけっスからw。
【ふ】 間違って「進化」「改良」しちゃった人がいたら恨まれますよ。
【て】 だから『大東亜2』では、「進化」「改良」の「経路図」をゲーム中で見れるようにしたっス。この経路図を見れば次に何に「進化」「改良」できるか確認できるっスよ。

【ふ】 計画的に「進化」「改良」できるワケですね。地道に改良してるんですね。
【て】 「進化」「改良」の経路が分かり難いって前回言われたもんで・・・。
【ふ】 あぁ、それでw。
【て】 あと、実はルールなども『大東亜1』から可也変更してあるっス。
【ふ】 具体的には?
【て】 色々あるっスが、一番は資金の消費が軽減されたところっスかね?
【ふ】 『大東亜1』は資金不足がよく言われてましたもんねw。
【て】 あれぐらいで丁度良いって言う人もいましたっスけどねw。まぁ、資金消費の軽減だけでなく、資金獲得手段の追加もしてあるっスから、前作より資金不足になる事は少ないっスが、実際にはこれもプレイヤーの使い方次第っス。
【ふ】 テスト時も資金の使い方は、上手い人・下手な人いましたw。
【て】 御利用は計画的にっスw。あと「進化」「改良」に関連して「開発」もルール変更されてるっス。

【ふ】 「開発」は「生産」する為のルールの事ですよね。
【て】 そうっス。新たなユニットを「生産リスト」に登録させる為には、そのユニットを「開発」する必要があるっス。前作では「開発年月日」がくると「開発リスト」に新規ユニットが登場し、登録する事で「開発」をおこない、それにより「進化」「改良」が可能となり、その後順次「生産リスト」に登録できるようになってたっス。
【ふ】 「開発年月日」→「開発」→「進化」「改良」→「生産」の流れですね。
【て】 『大東亜2』では、ユニットを「進化」「改良」する事で「開発リスト」にそのユニットが登場し、登録する事で「開発」をおこない、「開発年月日」がくることで「生産リスト」に登録できるようにしたっス。
【ふ】 「進化」「改良」→「開発」→「生産年月日」→「生産」の順ですね。
【て】 文章で書くと判り難いっスし、あんまり変化ない様に感じるかも知れないっスが、プレイしてみれば大きく違うのが分かると思うっス。
【ふ】 僕は「進化」「改良」が「年月日」に左右されなくなっただけでも違うと思いますけどね。マップに関係なく、どんどん先のユニットにする事ができますし。
【て】 「進化」は練度を最大にしないといけないっスし、「改良」は資金を使わないといけないっスので、「どんどん先」というのは難しいと思うっスよ。
【ふ】 あっそうかw。
【て】 あと、『大東亜1』ではマップ上でも「進化」「改良」できたっスが『大東亜2』ではできないっス。
【ふ】 という事は、1つのマップで1回しか「進化」できないワケですか。ちょっと不便ですね。
【て】 そうっスけど、集中して育てれば経路が長いユニットでもゲーム中盤までに最終段階まで進化させることは可能っスし、あまり簡単すぎるのもどうかと思うっスから、これぐらいはゲームのルールとして割り切って欲しいっス。
【ふ】 でも、ユニットが育てるのが下手な人は後半大変じゃないですか?
【て】 そう言う人には「鹵獲」で敵のユニットを盗むことをオススメするっス。
【ふ】 ・・・人聞きが悪いですね。確かに間違ってはないけど、せめて拾ったユニットを利用すると言って下さいよ。
【て】 どっちでも同じっス。「鹵獲」はユニットが収納されている建物を占領した時に発生する「大東亜2」で追加された新ルールっス。
【ふ】 このルール便利なんですよ。日本軍は地上ユニットが弱いから、アメリカやソ連のユニットを「鹵獲」して進めると楽なんですよねぇ。
【て】 そういえばふるパンは、テストの時日本軍とは思えない構成で進めてたっスね。
【ふ】 日本のチハとか使ってらんないですからね。

【て】 チハタンをバカにするんじゃないっス!
【ふ】 だから「タン」を付けるなと。
【て】 チハタンだって昔は強かったっスよ!
【ふ】 戦車の黎明期に何年も同じモノを使ってるから後で苦戦するんですよ。軽戦車に対抗できないような中戦車なんていりませんって。
【て】 こ、こんバチ当たりモンがっス!!(右ストレート)
【ふ】 0.5秒遅い。(かわして膝蹴り)
【て】 ごふぅ!!
【ふ】 ・・・弱い。
【て】 くっ・・・じょ、上官の鉄拳制裁をよけた上に反撃するなっス!
【ふ】 不当な暴力には屈しません。
【て】 ・・・まったく、現代っ子は軟弱っスね。(後で仕返ししてやるっス)
【ふ】 (後で仕返しするつもりだな)・・・いいから続き。
【て】 チハタン・・・。
【ふ】 そこじゃない!
【て】 あー「鹵獲」っスね。まぁ「鹵獲」したユニットでマップを進めるのもアリっス。ただ、「鹵獲」したユニットは「進化」「改良」「開発」できないというデメリットがあるっス。
【ふ】 別にそれぐらいなら大した事ないんじゃないですか?
【て】 あまいっス。確かに「進化」「改良」はまだいいっスが、「開発」できないって事は「生産」できないって事っス。つまり撃破されちゃったら終わりって事なんっスよ。更に得られる経験値には限りがあるっスから、『「鹵獲」したユニットが無くなって自軍ユニットを使おうとしたら全く育っておらず苦戦する』、なんて事も事も考えられるっス。
【ふ】 あ、なるほど。僕は上手くやられないように使ってたから、そこまで気付きませんでした。
【て】 ・・・少しムカつくっスが、ふるパンみたいに手際よく運用できるなら別っスが、あまり頼りすぎない方がいいっスよ。
【ふ】 でもチハとか使ってらんないですよ。
【て】 またチハタンをバカにするっス。
【ふ】 あんたもいいかげん「タン」付けるのやめろや。
【て】 ふん!これはポリシーっス!・・・一応言っとくっスが、日本の中戦車は最終進化まで進めるとそれなりに強くなるっス。育てて損はないっス。
【ふ】 ・・・「それなり」ですか。
【て】 使えないより、いいっスでしょ。
【ふ】 そりゃそうですけどねぇ。

4.まとめ

【て】 とりあえず今回はここまでっス。
【ふ】 あれ?まだ前作からの変更部分しか書かれてないですよ。
【て】 ごめん、次回書くっス。
【ふ】 また、それですかぁぁぁ。
【て】 うっわぁ、無茶苦茶信用してないっスねぇ。
【ふ】 だってねぇぇぇ前回がねぇぇぇ。
【て】 いや、まじでやるっスし、あっちの第二回も書くっスから。
【ふ】 本当ですか?
【て】 必ずやりますせんっス
【ふ】 中途半端な返答するんじゃない!
【て】 いや、ほら自分のグラフィックも新調されたっスしね。

【ふ】 確かに今回は上手いですね。
【て】 前回は自分が描いてたっスが、今回は専門職の女の子に描いて貰ったっス。
【ふ】 忙しいのに手間とらせてますね。
【て】 いや本当にw
【ふ】 (・・・反省してないな)そういえば、今回は鉄格子に入ってないんですね。
【て】 あれは沈艦用にネタだったから今回はないっス。
【ふ】 ネタ?
【て】 沈黙つながりで
【ふ】 ・・・あっ、あーあー。
【て】 ふっふっふっ、判ったようっスね。
【ふ】 はっはっはっ
【て】 ふっふっふっふっふっふっ
【ふ】 はっはっはっはっはっはっ・・・判りにくいネタしてんじゃねぇー(バキッ!)
【て】 ぐふっ!!
【ふ】 まったく!それでは、次回までにコレの性格を矯正しておきますので、次回公開を御待ち下さい。
【て】 うぅぅぅ・・・コレあつかいっスか・・・・

←ゲーム解説トップに戻る。