中華帝国の暴走

●シナリオの概略

12.中華帝国の暴走・波高し!東シナ海

 東シナ海にある中国のガス田は、日本側の資源を掠め取ることにもなりかねず、日本政府はその開発・運用を中止するよう度々申し入れていた。 しかし中国政府は抗議を無視し、本格的採掘を開始してしまった。 これに対して日本政府は、資源エネルギー庁主導で試掘を実行、これまでにない迅速さでプラットホーム建設にも着手するという手段に出た。 そんな中、中国側妨害船が、故意とも取れる状態で日本側台船に衝突。これを沈没させて、作業員の人命救助も放棄するという事件が起きた。 日本では、ついに世論が沸騰。護衛艦による厳重な警備が開始された…

★参戦陣営
BLUE:自衛隊 人間 自陣営
RED:人民解放軍 CPU 敵陣営
★勝利条件
1)人民解放軍主力艦艇をすべて撃沈すること
2)さらに、春暁・断橋の両ガス田を占領して制圧すること


13.中華帝国の暴走・邦人大脱出

 規模の大きな武力衝突に至った日中両国では、デモがエスカレート。中国での反日デモは熾烈を極め、在留邦人に死傷者が出始めている。 これを受けて日本政府は、中国国内からの投資資本の引き上げを決定。同時に、自衛隊による大規模な邦人救出作戦を決行することにした。対して中国政府は、誇り高い自国の民族感情を考慮して、引き上げを歓迎するという先のガス田での対立とは打って変わった意外な反応を示した。 だが、中国事情に詳しい海外のアナリストによれば、これはじつに危険な罠である可能性が大きいという…

★参戦陣営
BLUE:自衛隊 人間 自陣営
RED:人民解放軍 CPU 敵陣営
★勝利条件
1)邦人民間人の6割を、X=63・Y=0地点まで輸送すること


14.中華帝国の暴走・沖ノ鳥島攻防戦

 ガス田開発を巡る日中の衝突は、その後、邦人脱出騒動にまで発展。 その際、派遣された救出部隊が、図られたかのように人民解放軍と交戦する事態を招いてしまった。中国側はこれを、日本による侵略の再来だと内外に向けて強く非難。「傍若無人な日本をこれ以上見過ごすわけにはいかない。国家を挙げて軍事的制裁を下す」との声明を発表した。 その後、中国艦隊群に大規模な動きが確認され、中国が2方面同時侵攻作戦を画策していることが判明。情報部の分析によると、その一方の作戦目標は、沖ノ鳥島の消滅である可能性が高いという。

★参戦陣営
BLUE:自衛隊 人間 自陣営
RED:人民解放軍 CPU 敵陣営
★勝利条件
1)制限ターン数の間、沖之鳥島の各施設を防衛すること
2)または、人民解放軍主力艦艇をすべて撃沈すること



15.中華帝国の暴走・尖閣諸島攻防戦

 ガス田開発を巡る日中の衝突は、その後、邦人脱出騒動にまで発展。 その際、派遣された救出部隊が、図られたかのように人民解放軍と交戦する事態を招いてしまった。中国側はこれを、日本による侵略の再来だと内外に向けて強く非難。「傍若無人な日本をこれ以上見過ごすわけにはいかない。国家を挙げて軍事的制裁を下す」との声明を発表した。 その後、中国艦隊群に大規模な動きが確認され、中国が2方面同時侵攻作戦を画策していることが判明。情報部の分析によると、その最大侵攻目標は、尖閣諸島の占領である可能性が高いという。

★参戦陣営
BLUE:自衛隊 人間 自陣営
RED:人民解放軍 CPU 敵陣営
★勝利条件
1)制限ターン数の間、尖閣諸島の各施設を防衛すること
2)または、人民解放軍主力艦艇をすべて撃沈すること



16.中華帝国の暴走・元寇再来!!

 沖ノ鳥島・尖閣諸島での防衛戦には、多くの海上自衛隊・航空自衛隊部隊が動員され、日本本土の防衛体制に、一時的なほころびが生じるというあってはならない事態が発生した。 昨夜、その隙を突くように、中国軍特殊部隊が突如、北九州に出現。福岡市・長崎市・佐世保市の市街地などを電撃的に占領。多数の市民を盾に、後続部隊を招き入れ、今や北部九州一帯は、完全に中国軍の支配下に置かれている。 まさに元寇の再来といえる事態の中、果たして神風は吹くのだろうか…

★参戦陣営
BLUE:自衛隊 人間 自陣営
RED:人民解放軍 CPU 敵陣営
★勝利条件
1)福岡・長崎両県に設営された人民解放軍駐留司令部をすべて殲滅すること


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