EU崩壊の序曲

●シナリオの概略

21.EU崩壊の序曲・水戦争勃発

 地球温暖化による異常気象の影響で、ヨーロッパ西部では水不足が深刻化。スペインからポルトガルに流れ込むドウロ川では、両国間の協定を無視して、上流のスペイン側が過剰な取水をしたことによって、下流域のポルトガルで大旱魃が起きる事態となっていた。 ポルトガル政府は、再々、スペイン政府に協定を守るよう申し入れたがスペイン側も水不足が深刻化しているため、要求は無視され続けている。 追い詰められたポルトガル政府は、この危機を広く国際社会に訴えるために、あえて軍隊でドウロ川上流を占拠することを計画した。

★参戦陣営
BLUE:ポルトガル軍 人間 自陣営
RED:スペイン軍 CPU 敵陣営
★勝利条件
1)ドウロ川上流の要衝サラマンカ・バリャドリードを占領して制圧すること


22.EU崩壊の序曲・紛争拡大

 ポルトガルが取った軍事行動を巡って、EU内では各国の思惑が錯綜。 これが原因となり、フランス・オランダの両国が、EUを脱退するという事態に発展。ポルトガルもそれに呼応するかのようにEUを脱退した。 一方、スペインは、英国・イタリアから、ポルトガルへの制裁支持を取り付けることに成功する。さらに、冷えきった米英との関係を改善したいドイツも、英国に歩調を合わせスペイン支持に回った。 これを受けて、フランス・オランダは、窮地に立たされたポルトガルに軍事支援を決定。ヨーロッパ全体の結束は、脆くも崩れ去った…

★参戦陣営
BLUE:ポルトガル軍 人間 自陣営
RED:フランス軍 CPU 味方陣営
GREEN:スペイン軍 CPU 敵陣営
YELLOW:イギリス軍 CPU 敵陣営
CYAN:イタリア軍 CPU 敵陣営
★勝利条件
1)セビーリャ・バルセロナ・バレンシア・マドリードのスペイン軍司令部をすべて殲滅すること
2)さらに、首都マドリードを占領して制圧すること


23.EU崩壊の序曲・第3次欧州大戦

 ポルトガルが取った軍事行動を巡って、EU内では各国の思惑が錯綜。欧州議会や欧州理事会も、対応を巡って紛糾している。 現在、ポルトガルの軍事行動を容認できないEUは、英国・イタリアが中心となってEU緊急部隊を結成。スペイン軍とともに、ポルトガル本土への制裁的進攻を開始する作戦を発動した。 逆に、これを看過できないフランス・オランダは、スペインへの進攻を決定。さらに、ドイツがフランス・オランダ両国へと進攻を開始し、今や西ヨーロッパ全土が戦火に見舞われる事態となった。

★参戦陣営
GREEN:フランス軍 人間 自陣営
YELLOW:オランダ軍 CPU 味方陣営
PURPLE:イギリス軍 CPU 敵陣営営
ORANGE:ドイツ軍 CPU 敵陣営
★勝利条件
1)ロンドン・バーミンガム・サウザンプトン・トーベイのイギリス軍司令部をすべて殲滅すること
2)さらに、デュッセルドルフ・ハンブルグ・シュツットガルトのドイツ軍司令部をすべて殲滅すること

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