製品概要

◆驚異的なゲームスケール

 マップサイズは、縦・横を、48、64、128、256ヘックスのうちから自由に設定可能。マップ表示モードには、大きくて見やすい大(48ドット)と、中(32ドット)・小(16ドット)の3モード。高度階層には、「超高空(高高度)」(弾道ミサイル用高度)も含めて6階層。地形は「密林」「砂浜」「浅い海」など多彩なバリエーションがあります。地形ラベルも最大1,000まで設定可能。ユーザー定義生産タイプも最大100ヶ国。ユーザー定義の兵器は、なんと最大5,000種類まで設定可能です。
表示モード大(48ドット)

◆国境線と機雷・地雷の追加NEW

 単に国境線を表示するだけのモード、国境線の越境ができないモード、越境はできるが越境と同時に敵対陣営になるモードの3つのモードを、国境線のヘックスの一辺ごとに設定できます。
越境と同時に敵対陣営になる陣営については、「協定」という陣営の種類を追加しました。「協定」は、「同盟」よりも緩い関係となり、越境するまでは、お互いに戦わない、占領しない、というだけの陣営です。
 「地雷原」と「機雷原」が設定できます。それぞれヘックス毎に地形属性として設定され、発動回数や配置を確認できる陣営も設定できます。また逆に、それらを除去する能力のある兵器として、「地雷」については工作部隊と戦闘工兵となりますが、「機雷」については「掃海艇」が新たに登場します。
 さらに、最近の軍事情勢には欠かせない要素となった「自爆」攻撃が可能な自爆兵器も新登場となります。

国境線と機雷・地雷

◆思考ルーチンの強化NEW

 全般的に思考ルーチンの強化を行なっています。特に、移動、攻撃、輸送、補給、占領などについて、効率的、かつ、合理的な行動を取るように改良しております。また、コンピュータの生産において、陸・海・空の比率を設定することにより、陣営の部隊の構成が、その比率に近づくように、生産を行なうようになります。
マップ設定変更画面

◆マイ部隊NEW

 ゲームに勝利した時点で生存している部隊を、保存しておくことができる機能です。他のマップをプレイする際に、任意のターンで生産することができます。これにより、いままではゲームが終了すると部隊の役目も終わりでしたが、思い入れのある部隊を残しておくことができますので、ゲームの面白さが大きく広がります。ただし、同一の兵器と比べて、マイ部隊のレベルに応じて生産時の価格が上がります。また保存できるマイ部隊の数には制限があります。
マイ部隊登録画面

◆3D兵器図鑑NEW

 主要な兵器(約300種類)についての3D画像による兵器図鑑機能です。任意の角度に動かすことができ、拡大・縮小もできます。ゲーム中の兵器詳細情報で表示される側面からの2D画像だけでは分かりにくい兵器の全体イメージを把握できます。あわせて、それらの兵器についての解説文も表示されますので、兵器の知識を習得するうえでも役に立ちます。

◆汎用性の高い兵器エディタを含む強力なエディタ群

 「兵器エディタ」は、基本的に全ての設定について編集することが可能です。プルダウンメニュー形式で選択したり、数値を入力したりすることで、編集していきます。また、兵器のシルエットやマップ上の部隊アイコンのグラフィックについても、他のアプリケーションを呼び出すことで編集することができます。これにより、全く架空のオリジナル兵器を作成することもできます。
 さらには、リアルファイトシーンにおいて発射される弾丸やミサイルなどの発射座標を個別に設定して、自分好みのシーンを作成することまで可能となっています。設定したあとに、その場で再生することができ、納得するまで調整することができます。
その他、マップエディタ、キャンペーンエディタ、生産タイプエディタも搭載しております。


兵器エディタ画面

リアルファイト編集画面

マップエディタ画面

◆初心者にやさしいシンプルモードを搭載

 初心者の方が最初に戸惑うのは、「同じような兵器がたくさんありすぎて、どれを使ったらいいのか分からない」という状況です。それを解決するために、使用する兵器については、戦闘機や攻撃機など兵器タイプごとに1つずつの兵器になっており、最大でも1陣営につき36種類です。
 選択式ルールについては、大半のルールを大戦略としていちばん標準的な設定に固定し、選択可能なルールについては、ゲームの面白さを損なわない範囲の6項目に減らしました。それに伴って画面の情報パネルも不要な項目を整理しました。
 これで初心者の方も気軽にプレイが楽しめます。

◆1200種類を突破した豊富な兵器と生産タイプ

 兵器数も大戦略シリーズ最多の約1,250種類。「2.0」から、さらに約150種類を追加しました。
 生産タイプは、日本、アメリカ、ロシア、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、スウェーデン、イスラエル、インド、中国、韓国、オーストラリア、南アフリカ、イラク、北朝鮮、スペイン、トルコ、台湾、ヨルダン、シリア、イラン、ギリシャ、スイス、オーストリア、ポーランド、クウェート、オマーン、サウジアラビア、UAE、パキスタン、タイ、カナダ、ブラジル、アルゼンチン、チリ、エジプトの、計37ヶ国。

◆通信対戦も機能が充実

 メール対戦に加えて、ロビーサーバーによるインターネット対戦や、LAN対戦もできます。また通信対戦時においても、ユーザー定義の兵器も使用できます。