KP戦争

スクリーンショット 登場マップ一覧
以前からGC系住民地域(KP政府)とTK系住民地域(北KP・TK共和国)で南北に二分されているKP島では、両軍や民兵らの小競り合いが続いていたが、これがエスカレートし、ついに戦争状態へと突入した。国連のスポークスマンは「これは紛争というレベルを超えており、B国軍を中心とする平和維持部隊はその任務を維持できる環境にない」として撤退を決定した。これを受けて、GC国政府はGC系住民を、TK国政府はTK系住民を支持することを表明。両国とも直接的な武力介入を辞さない姿勢を見せている。この紛争の間接的かつ最大の背景は、A国がいまだ封鎖状態に置かれていることにある。IS原理主義過激派の行なった同時多発生物兵器テロにより複数の疫病が蔓延したA国は、国際社会から隔離され、1年が経つ。だが各国の支援も空しく、いまだ疫病を抑え込むことができないでいた。しかしながら現在、CF州・WS州では外国からの支援が功を奏し、ほぼ感染が沈静化している。WHは今後はこれらの州を足がかりに、汚染地域を減らしていくと言明している。感染による死亡者は、既に一千万人を超えている。CD国境・MC国境、WS州境・CF州境には、避難しようと押し掛かけるA国市民の一部の武装市民と、国境・州境を封鎖するA国軍・CD国軍・MC国軍、J国・NAT諸国などの同盟国警備兵、A国州兵との間で、交戦状態も続いている。海上においては、同盟国の艦船・哨戒機などで国外逃亡者を封じ込めるための警戒が続いている。A国はもちろんNAT諸国は、こうしたA国国封鎖への支援に、いまだ手一杯の状態であった。GC国・TK国というNAT加盟国同士の紛争が発生しそうな状態に対して、NATスポークスマンはNATメンバー内での軍事衝突が起これば、これは非常に不幸な事態であるとしながらも、A国封鎖という非常事態の下では、NATが対応することは不可能であり、この紛争に介入する意志はないと述べた。またE議会も、GC国は加盟国であるが、TK国もE加盟を求めており、ここで西E諸国同盟軍を動かせばKS教世界対IS教世界の対立の構図になる恐れがあり、軍事的な介入は行なわないと明言、外交努力によって戦争をくい止めるとの決議を表明した。

スクリーンショット