×月×日、大規模な軍事演習を行なっていたＣ国は突如として、大量の非核弾道ミサイルでＫＭ島およびＣＴ国本島、とりわけ空軍基地を攻撃、さらに最新鋭のスホーイ戦闘爆撃機を中心にＣＴ国への攻撃を開始した。

　ＣＴ国空軍は直ちにこれを迎撃、多くを撃墜したが、Ｃ国軍の航空機はほとんどが旧式なるも飽和的ともいえる航空機数をもって、質で上回るＣＴ国空軍を圧倒した。

　同時にＪＫ軍の海軍歩兵（海兵隊）がＫＭ島に上陸を行ない、これを占領した。

　Ａ国大統領は介入を宣言したが、Ｃ国はＡ国の本格介入前に早期にＣＴ国本島に上陸し、短期決戦での占領を目指している模様である。

　戦争の背景には、行きすぎた経済自由化政策のために、Ｃ国国内の貧富の格差が拡大して各地で暴動が発生、それをＸＪ自治区などの独立派が利用し、テロなどが多発、国内の治安が悪化していたことが挙げられる。

　今回の戦争は、Ｃ国ＫＳ党がこれら国内の不満を海外にそらし、国家の一体感を高めるために引き起こしたものとみられている。

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