第二回『ドッキドキ!? 初めてづくしの侵略行為』

 前回までのあらすじ――
 突如銀河を襲った大宙震により混沌とした銀河に、アルファ帝国を建国したオルテナ人の長老は、全銀河に覇を称えるために立ち上がった。
 未だ謎に包まれた宙震後の銀河を調査するため、長老は『第一機動戦隊』を編成し、銀河の探索を進めた。宙域探査により、アルファ帝国の置かれる状況が明らかになっていく中、『第1機動戦隊』の前に『アムウス星系』がその姿を現した。
 UD001……歯車はゆっくりと確実に時代を動かしつつあった。
 新年あけましておめでとうございます<(_ _)>
 2005年に忘れ物しまくってる気もしますが……一応2006年となりました。
 本年もよろしくお願いします。香住13です。
 というわけで、前回アムウス星系を発見したところで終了した航行日誌。正月の間にマニュアルと見つめ合いパワーアップしたはずなので、今回はこの星系をサクっと占領したいと思います。
 さてマニュアルには、星系の占領は艦隊を編成する艦艇の中に、兵装"突入ポッド"が搭載されている必要があると書かれています。突入ポッドを搭載していれば、艦隊のアイコンの右下に目印となるマークがつくようです。私の『第1機動戦隊』には突入ポッドを搭載した艦艇がいましたので、早速占領行動に移りたいと思います。
 星系の占領は、占領可能な艦隊が目的の星系に接触することで発生します。これで時間の経過と共に徐々に星系を弱らせて占領していきます――と書いたら何だかジワジワといたぶってるような気がしてきますが……
 ま、まぁ、それは置いておいてさっさと占領しちゃいましょう^^;
 星系には、"防衛""占領"というステータスが%で表示され、これを100%にすれば星系を占領したことになります……と横のエライ人がのたまってます。
 …………占領を開始して数日、"占領経過報告"が長老と私の元にやってきました。
 ふむふむ、星系の防衛を32%、占領を8%にし、対する第1機動戦隊の被害は、艦の損害が37%、戦死者数562匹。うーん……何分占領初体験なものでこれが良いのか悪いのかが全く分からず何とも言えません。
 長老も、毛繕いをしながら見守ってます。とりあえず艦隊の動向は生暖かい目で見守るとして、先に進めます。
 あ、戦死した兵の家族には、遺族年金が国の方から支給されるそうなのでアフターケアはばっちりです。
 さぁ、ガンガン行こう! この星系をさっさと占領して、アルファ帝国を発展させなければ……
 次の経過報告が――!? うわぁぁっ、相手に大打撃を与えたのはいいものの、艦隊の損害が84%! しかも編成した5隻のうち2隻が沈んでるorz
 占領は8%のままだし、このまま続けても第1機動戦隊の全滅は目に見えています。
 時には撤退することも勇気ですと、どこかの誰かも言ってた気がしますので、一時撤退……母星へと引き上げさせます。
 艦隊が損害を負った場合、自分の支配する星系に軍港があれば、その星系に辿り着くと艦隊は回復します。軍港は星系のアイコンの右下に、パラボラというか、十円を貫通したタバコのようなマークが表示されます。
 母星に戻った第1機動戦隊の損害は、母星に戻ることで回復しましたが、沈んでしまった艦艇の損害までは、回復しないみたいです。
 そこで、使用するのが"補充"という行動――これは、沈んでしまった艦艇と同型の艦艇があった場合、その同型の艦艇を新たに艦隊に組み込みます。
 これで、今度こそ占領できるはず!?
 再び挑んだアムウス星系占領作戦は激しい攻防の末、アムウス星系の陥落で終結となり、ついにアルファ帝国初の領地を獲得! まぁ、この間、再度損害を回復しに母星に戻ったという事実は内緒なのですよ。
 そんな内情を抱えつつ、占領した星系。このようにして全星系を支配下に置いていけば、夢の銀河帝国が誕生します。
 しかし、先程の占領行動では時間が掛かりすぎてしまい、銀河帝国誕生まで長老の体が持たないかもしれません。
 そこで、今日紹介するのは"艦艇建造""艦艇設計"。これさえあれば、星系の占領も今までより楽に行うことができるのです。

 OH! そいつはイかしてるね! でも色々複雑な操作が必要じゃないの? って、うちワイフが言ってるぜ?

 HAHA! ところがどっこい、この"艦艇建造""艦艇設計"はね、星系があれば簡単に出来ちまうスグレモノなのさ!
 まず、"艦艇建造"は、星系1つ1つに対し作りたい艦艇と数を入力するだけで、後は勝手に造ってくれる。
 そして、"艦艇設計"は艦艇に好みの兵装を載せるだけで、オリジナルの艦艇を作れちまう!
 どれも煩わしい作業の要らない親切設計さ!

 Hu~マジか!? それなら、最初から艦艇を設計して建造しちゃえば、さっきみたいに母星に何度も戻らず占領できたんじゃないか?

 AHAHA……はいそうです。そうすれば、もう少し短い時間で占領することができました。いや、言い訳させてもらうと、占領に入ったのが年末の出来事で、その時はまだ艦艇設計を見落としてたのですよ。だから、去年の過ちだから時効というかね……水に流してくださいな?
 気を取り直して、紹介とは逆になりますが、"艦艇設計"はベースとなる"艦殻"(艦殻の種類)を選択し、その艦艇に好みの兵装を搭載していきます。艦殻は、それぞれに得意な行動を持っており、中型は攻撃、輸送型は占領、電測型は索敵に向いた艦殻となり、兵装を1つ標準搭載しています。
 早速、私好みの艦艇を設計してみましょう。私が当面欲しいのは、星系占領に必要な艦艇ですので、"輸送型"の新型艦を設計します。輸送型には4つの兵装が搭載可能で、標準で突入ポッドを1つ搭載しているので、残り3つに自分の好きな兵装を搭載することができます。
 で、これが設計した艦艇――突入ポッドを2基、レーザーを1基搭載します。設計した艦艇には名前を付けることができ、より一層自分だけの艦艇と思えてきます。
 では、この記念すべき最初のオリジナル艦艇に、坂本きゅ――とかつけると前回の二の舞になるので、"トライウィング"とでも名付けましょう。
 こうして設計した艦艇は、アルファ帝国の最新鋭のレーザー強襲艦として登録されました。
 しかし、トライウィングは登録されただけで、まだ建造はされていません。そこで次に行うのが"艦艇建造"です。
 "艦艇建造"は自分の支配下にある星系で、艦艇を実際に建造することができます。まず、建造を行いたい星系の"現在の予定"をクリックすると、"建造予定の編集"というウィンドウが開きます。そこで、建造したい艦艇を選択し、建造数を決めてから"決定"を行うと、"現在の予定"に選択した艦艇と完成までの日数が表示されます。
 なお、完成までにかかる日数は、建造する星系の持つ"工業力"の数値と建造する艦艇の能力に左右されます。
 さて、艦艇が完成するまで第1機動戦隊に探査を行ってもらい、新たな星系を見つけたところで、タイミング良く艦艇が完成しました。
 完成したばかりの艦艇、トライウィングで構成された"第2上陸艦隊"は第1機動戦隊に火力では僅かに劣るものの、占領はその10倍! こいつは新年からやってくれそうな気分になります。
 というわけで、次の星系を占領すべく第2上陸艦隊を発見したイサテケルヒ星系(舌噛みそう)に突撃させると驚きです。たった一度の行動だけで星系の防衛力を81%も削り取り、そして待つこと数日……今度は一度も戻ることなく占領完了♪
 これがオリジナル艦艇の力と思うと、もっと早くから作っていればと悔やまれます……。
 よ~し、これからどんどん量産しちゃうぞぉ――とか意気込んでいたら時間となってしまいましたので、今回はここまで。
 次回は、オリジナル艦艇軍団の逆襲が始まります。
★今回のポイント(占領初体験編)
  • 占領中は、艦隊の損害率と星系の防衛値、占領値と常ににらめっこする
    支配するべき星系は1つだけではありません。ただでさえ序盤は艦艇数が限られているので、無理は禁物です。引くべき時は引いて、艦隊を回復させましょう。

  • オリジナル艦艇の設計、建造は、ゲーム開始時から行う
    オリジナル艦艇は、自分の好みにカスタマイズが可能であり、特化させた艦艇は初期艦艇以上の力を持っています。デフォとは違うのだよデフォとは!

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