第七回『戦闘終結――銀河同盟成立』

 前回までのあらすじ――
 戦争を通し、その愚かさを知った長老はそれまでの考えを捨て、新たに"銀河を守ろう友達路線"を打ち出した。
 各地に点在する国家元首達に対し使節を派遣し、理解ある国家は考えに賛同し互いの手を取り合った。
 こうして銀河宇宙に平和をもたらすため、巨大な星間同盟が誕生した。
 しかし、それは新たな時の呼び水となり――ついに争いの時代は終焉へと歩き出していった……

 こんにちは。最近地図と言われたら中東近辺の地図しか思い浮かびません。香住13です。
 前回のラストで"皇帝の世紀"と呼ばれる世紀へと移行しましたが、何やら今までの"探索の世紀""国王の世紀"以上に銀河宇宙が動きました。今まで未入植の星系がいずれかの国家の支配下におかれ、小国は大国の前に滅び去りました。


 さならがら銀河の大掃除とでもいいましょうか――そんな感じで、まさに一宙域一国家の時代となりました。
 さて皇帝の世紀ですが、これが最後の時代となります。どうやらゴールも近いようです。このまま最後まで仲良し路線で突っ走れるようがんばりましょう。とりあえず世紀も変わったということで、皇帝の世紀の銀河を見てみると、エリアの境界線に緑色のサークルが表示されています。

 これは"侵入エリア"と呼ばれ、アルファ帝国の存在する宙域と同盟国を除く他国が存在する宙域との間に存在します。この侵入エリア以外から他国への侵攻は不可能となります。
 皇帝の世紀での戦闘は、今までの星系を賭けた戦闘ではなく、支配する宙域を賭けた戦闘に規模が拡大します。


 まぁ、それでもアルファ帝国は他国とは仲良くしたいという精神を貫き通し、使節を派遣します。
 しかし、派遣は受け入れられず、彼らの侵攻は止まることなく続きます。それでも迎撃するだけで、けしてこちらから仕掛けることはなかったのですが、その甘さが命取りでした……
 同盟国として最初に手を取り合い、苦楽を共にした盟友アマゾニアス帝国が敵の攻撃の前に倒れてしまいました。

 彼らには最早、我々の声は届かないようです……それに気付かず何度も彼らを説得しようとした結果がこれです。
 アマゾニアス帝国の滅亡を機に我々はついに怒りを爆発させます。

 銀河に混沌を招く存在を排除するべく、"スパルテア独立国""パフダフ共同体"に全同盟で侵攻を開始します。同盟の怒りは留まることを知らず、次々と敵の艦隊を撃破して、奴ら追い詰めていきます。もう誰も止めることはできません。



 スパルテア独立国を倒し、最後に残ったパフダフ共同体も複数からの侵攻により滅ぼすことに成功し、銀河を脅かす存在は全て消え去りました。
 こうしてついに銀河宇宙に平和が訪れることとなったのです。


 この戦闘を終結させた、アルファ帝国を含む各同盟は"銀河同盟"としてこの銀河に平和を約束することでしょう。
 思えば苦しい日々でしたが、それでも仲間達が支えてくれたからこそ長老もがんばれたと思います。ありがとうと伝えて欲しい……
…………
………
……今週はここまで、ついに銀河に平和をもたらしたアルファ帝国に栄光あれ!
 はい、ここからはバトンタッチです。
 いつもインペリアルフォース2航行日誌をご覧いただきありがとうございます。
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