奮闘日記

マルカーノの奮闘記『兄貴と愉快(不快?)な仲間達』

第1ステージ「集結! 兄貴と十体のファイター(とその他)」

 コンニチハ。マスターオブモンスターズIIIのプレイ日記を書くことになったマルカーノです。
 もちろんマルカーノとは、三年連続日本一に輝いた栄光の阪急ブレーブスの……あいあい、ストップ、それでは別のゲームの日記になりかねません。
 そうそう、今回の日記はマスターオブモンスターズIII! 『大魔法』と『召喚』が戦場を駆けるファンタジー! そいでもって、シミュレーションゲームが苦手なオイラ!
 そうなのです、あまりシミュレーションゲームは得意ではないのです。
 んが、得意不得意と楽しむ楽しまないは別。オイラは、たとえ苦手でもゲームは楽しいという人間なので、大して気にしません。

 それではインストール&ゴー!
 オープニングはおごそかな音楽と共に、三体のキャラクターが出てきます。この三体は『グランドマスター』と言って、『プレイヤーマスター』を作成する時に一体選んで、選んだグランドマスター次第で使える大魔法や召喚できるモンスターが変更するのです。
 そしてタイトル画面。勇ましい音楽が流れます。
 ここでもグランドマスターが出てきます。タイトルロゴの左上にゴツいドラゴン、右上にボイン(死語だよなぁ)のお姉ちゃん、そして真ん中に生首。いや、ひゅ~どろろの生首妖怪って感じじゃありませんが、首だけです。なんだかつぶらな瞳です。
 さてさて、画面をクリック。『マスターの新規作成』に向かいます。

 まずはグランドマスターの決定。ドラゴンは『バーン』という名で性格は『Chaos』、お姉ちゃんは『フォレス』という名で性格は『Neutral』、生首は『フィーズ』という名で性格は『Law』……と。彼のつぶらな瞳に魅せられて、生首を選択しました。
 プレイヤーマスターも三種類ですが、ここはヒューマンの男を選択。と、名前が決められるようです。兄貴……と。よし。
 このゲーム、召喚するモンスターが当然、戦いの前線に立つのですが、んなこと知ったこっちゃねぇ、と。
 あまり魔法には頼らず、敵を撲殺する軍団を作ろうという魂胆なのですが、そんなモンスター達の頭に立つキャラクターです。プレイヤーマスター(以後、『兄貴』)も前線で殴りあうのが筋ってもんでしょう。というわけで兄貴です。武闘派なのです。
 決めることを決めてしまってOKを押すと、プロローグの文章が。
 文章を読んでいると、なんでも生首、この世界に興味を持ったようで。
 んで、兄貴は彼の導きついていく男、ということだそうです。
「この地の全ての生命を我に与えよ」
 はい、パパ!
 サンダーバード違いです。あ。ちゃんと別に『サンダーバード』というモンスター、登場するんですよ。

 と、ここでいよいよ『居城での準備』です。まずはモンスターを『召喚』。このゲーム、魔法を習得してもモンスターを進化させても、『マナ』というパラメータが減少しますが、モンスターの召喚も例外ではありません。でも、マップをクリアすればマナは増えるので、まずは部隊制限の20体分、じゃんじゃん召喚です。
 いるいる、モンスター、結構います。
 撲殺軍団結成のために必要なのは屈強な男。というわけで、二十体中、半分の十体は『ファイター』。
 次に、移動の際に地形効果に左右されない『ロック』を三体。いざという時の足ですね。
 ん。『進化』したら強くなりそうなので、『ドラゴンパピー』を二体。これであと五体です。
 ほうほう。回復ができるらしいので、『エンジェル』を二体。
 今度は遠距離攻撃ができる『アマゾネス』を二体……あぁっ!
 マナを使い切った……。まだあと一体分召喚するつもりだったのに。……まぁ、別に一体くらいいいか。
 それでは早速『戦場の選択』にGO!

 まず行ける戦場が一つだけ。『カムリの森』。『敵マスター』がいないステージなので、敵がモンスターをどんどん増やすということは無いのですな。
 ぐへへぐへ。待ってろ雑魚ども。すぐに一掃しちゃる。
 さぁ、侵攻開始!
 兄貴が『ゲート』の上に出てきました。ざっとマップを見渡してみても、いるのは虫モンスターの『キラービー』ばかり。こりゃあ楽勝、楽勝。
 まずは『転送』で、召喚したモンスターを戦場に連れてくるのです。
 ではでは、レッツ転送! ………?
 転送が選択できない? あれ?
 しばらく首を傾げておりましたが、理由判明。戦闘準備の際に、『部隊』でマップで呼び出せるモンスターを選んでおかなければいけなかったのです。
 開始五分で二度目のドジ。一体これからどうなることやら……。

 仕方なしに、一体で敵陣に切り込みますが、当然、あっという間に取り囲まれて、逆に戦闘不能になっちゃいました。
 おのれ、虫の分際で……ウ・ラ・ミ・ハ・ラ・サ・デ・オ・ク・ベ・キ・カ!
 兄貴がやられると居城での準備に戻るので、今度は部隊編成で、召喚したモンスターを全体、マップで転送できるように。

 そして再戦!
 今度はちゃんと召喚できます。ドラゴンパピーやエンジェルなどは『転送レート』が高く、1ターン目では転送できません。つまり、この転送レートが低ければ、早いターンから転送できるのですね。
 まぁ、これはターンが進めば転送できるようになるので、まずは1ターン目でも転送できるファイター、別名兄貴の愉快な仲間達を、兄貴の周辺に六体転送完了。
さぁ、怨み念法炸裂の時です!