奮闘日記

マルカーノの奮闘記『兄貴と愉快(不快?)な仲間達』

第4ステージ「父よ、母よ、オイラは進化して良いのか?」 2003/07/28

 前回のあらすじ
 兄貴のレベルが2になっていなかったので、新しいマップが出現せずに、仕方なく最初のマップである『カムイの森』を再度プレイして、兄貴のレベルをあげることに成功したオイラ。
 その後、[居城での準備]で[技能開発]をして、兄貴の[転送技能]やらを向上させたり、[部隊(装備/編成)]で兄貴にアイテムを持たせたりと、しっかりパワーアップ。
 そして『マザーラットの荒原』に『侵攻』を開始したのだが、ここには敵マスターがいた。相手もモンスターを『転送』してくるので、ここはおとり作戦で。敵部隊が本隊のところにくるという計算ミスもあったけれど、なんとか敵マスターを打ち破る事に成功。
 これで調子が出れば良いのだけれど……。

 さてさて、敵マスターを倒していい気になったオイラ。帝国は~強い~強い~と進軍歌を口ずさみながら、つぎつぎ新たなマップに挑戦です。兄貴のレベルが2になった時点で、他にもマップが増えていました。今度はそっちをプレイしているのですね。
 敵の動きが読めずに敗戦することも何度かありましたが、それでも新たに二つのマップを攻略。
 兄貴のレベルも更に2上がって、4に。『スキルポイント』も貯まってきたので、ここは再度、技能開発です。
 いくつかマップをプレイした現状から見ると、モンスターが『転送』できなくて困るということはしばらく無いでしょう。そこで今回は、[魔法の技能][転送の技能][召喚の技能][カリスマ]の四項目の中の、魔法の技能と召喚の技能を向上させました。
 この二つを向上させる事によって、[魔法(召喚/大魔法)]で、新しい『大魔法』と『召喚魔法』を覚える事ができるようになっています。でっきるっかな、でっきるっかな……っと、おお! できます、できます! 『マナ』を消費してしまいますが、どちらも新しい魔法を覚える事ができます。
 ところが兄貴達は肉体派。あまり魔法は使わないので、とりあえず今回は大魔法を覚えない事にして、その代わり召喚魔法を覚えて、新しいモンスターを『召喚』できるようにしました。
 できるようにしたのなら、さっそくやるべし。召喚で『ギガント』を二体召喚です。これはウスノロのパワー馬鹿といった感じのモンスター。ぐへへ、オイラの軍団にまた、強者が加わりましたよ。


 遠距離攻撃できるモンスターだの魔法だの云々で、幅が広い戦術を楽しむというのがこのゲームの王道なのでしょうが、オイラの場合は、おうおう敵と熾烈な格闘戦を演じる仲間がまた増えちまったぜぐへへぐへ、といった邪道ナメンナおらおら的な楽しみ方です。
 そして、それだからこそクリアできたマップがありました。
 『フェアリーの島』というマップで、開始と同時に『ブレイドマスター』が四体襲いかかってきたのですよ。こいつは『ファイター』の進化系で、やたら格闘戦に強い。しかも反撃を受けつけないという特殊なモンスターです。ここで慌てて戦術を立てようとしても、そんなことする前に陣形が崩されるのがオチなのでしょうが、オイラの軍団は違う! こちらも正面から打って出ました。いくら進化系とはいえ、相手は四体。鍛え抜かれたファイター十体をぶつけて、なんとか返り討ちにしてやったのです。
 そのマップはその後も熾烈な戦いが行われるも、なんとかクリア。そして生き残ったファイター達……やっぱオイラ、お前達を召喚して良かったよ……。あれ? なんだか、ディスプレイが滲んで見えるよ……。

 と、涙を流さず感涙のフリをしているオイラに、またもや嬉しい知らせが。
 なんと! レベルが上がったファイターのうち数体とドラゴンパピー一体が、『進化』できるようになったのです!
 実は毎回毎回、マップをクリアしたら『進化』をチェックして、レベルアップしたモンスターが進化できるかどうか調べていたのですよ。うーん、こいつは嬉しい。
 だけれども、イヤッホゥ! と安易に喜んで、全員を進化させるのは愚か者のすることです。オイラは愚か者ではないので、そんなことはしません。なんですか、その目は。そうそう、そこのアナタです。オイラは利口ですよ?
 では、なぜ愚かなのか? このゲームは進化の他に『特化』ということもできるんですよ。進化を選べばその名の通り、強いモンスターに進化することができます。ファイターの場合だと、ブレイドマスターになれるのですね。そうなれば当然、ほとんどのパラメータが上昇しますし、モンスターによっては『スキル』を覚えたりします。
 そして特化。これは、レベルアップ時に特化前よりもステータスが伸びるようになります。ところが一度特化を選んだら、二度と進化することはできません。……なんかそれだけじゃ、進化した方が得っぽいですよね。
 そうではないのです。ここに意外な落とし穴があるのですよ。
 進化すれば、同時に『転送レート』も上昇します。これが上昇するという事はそう……今まで1ターンで転送できていたモンスターが、転送できるまでに2ターン、3ターンかかってしまうのです。しかし特化させていれば、今までどおり1ターン目から、しかも強くなっているモンスターを転送することができるのですね。
 下手をしてほとんどのモンスターを進化させると、速攻が求められるマップなのに最初から転送できるモンスターがおらず、仕方なしに途中まで進めたマップをやり直して、居城に戻って転送レートの低いモンスターを召喚する……といったことにもなりかねません。

 で、結局オイラはどうするつもりかというと、ファイター十体のうち、八体を進化させ、残り二体を特化させるつもりです。  ファイターはまだまだ進化するので、全種類のファイター系モンスターをまんべんなく集めよう。そんなわけで、今回はやや多めの進化となっているのです。  さぁ、進化だ! おお、先程の戦いで死闘を繰り広げたブレイドマスターが今、オイラの元に! 兄貴に愉快な仲間が、また増えた! ええい、ついでに『ドラゴンパピー』も『ラージドラゴン』に進化だぁ!  さぁ、じゃんじゃんマップを攻略だ! 前回と同じような終わり方だけれど気にするな!

~現在の戦力~
兄貴(プレーヤーマスター)
ブレイドマスター:8体
ソルジャー   :2体
ラージドラゴン :1体
ドラゴンパピー :1体
アマゾネス   :2体
エンジェル   :2体
ロック     :3体
ペガサス    :2体
エルフメイジ  :1体
ギガント    :2体

次回につづく・・・・・・・