六角形に区切られたマス目上で「マスター」と呼ばれる固有ユニットと彼らが召喚する「モンスター」に指示を与え、戦闘を行います。

事前に編成したユニットのみを戦闘で使うといった従来のシミュレーションゲームとは違った戦術の自在さがマスターオブモンスターズシリーズの特徴です。
  • マスターがMPを消費し、モンスターを召喚。
    マスターやモンスターには「ロウ」「カオス」「ニュートラル」の属性が存在。
  • 召喚したモンスターを使役し、敵に攻撃する。
    それぞれの得意・不得意を見極め、限られたMPの中でどれだけモンスターを揃えるかが勝利の鍵となる。

マスターとモンスターには、ロウ・ニュートラル・カオスの3つの属性があり、それぞれの属性には、強みと弱みが存在します。
状況に応じて3人のマスターを使い分け、適切なモンスターを召喚することが重要です。
  • 協調性が高いロウ。
    他者の能力を高めることが得意だが、個々の能力は低め。
  • 一芸に秀でたモンスターが多いニュートラル。
    とりたい戦術と噛み合わせることが重要。
  • 個人主義のカオス。
    多くのことを器用にこなすが、他者との連携は苦手。

マスターオブモンスターズシリーズでは、時間の経過で昼夜が変化し、マスターとモンスターの持つ属性に影響します。
ロウ属性は昼に強く、夜は弱くなり、カオス属性は昼は弱く、夜に強くなります。ニュートラル属性は昼夜の変化を受けず、常に一定の力を出すことができます。
時間帯を見極め、有利に立ち回ることが勝利の鍵となります。

マスターオブモンスターズSSBでは、「スタック」と呼ばれる同じモンスターを同じマスに集めて1つのユニットにするシステムがあります。
これにより、ステータスの低いモンスターでも数を揃えることでステータスの高いモンスターに対抗することが可能です。

今作では、質の力と量の力、どちらの強さも体感できるゲームバランスとなっており、「質」の力を利用するか、「量」の力を利用するかを状況に応じて選択することが戦術の肝になります。
モンスターたちの特性に応じて、より有利に立てる策を選びましょう。

3人のマスターの役割は、モンスターを召喚することだけではありません。
多彩な大魔法を駆使し、敵への攻撃や味方への支援を行うことも可能です。
  • 大魔法「サンダーシャワー」
    7ヘックス内にいる全ての敵を対象に攻撃し、敵を一掃できる。
  • 大魔法「フェアリーサークル」
    広大な範囲の妖精種、地霊種を強化可能。
  • 連携魔法「エンカレッジ」
    複数のマスターと協力して使用する。
    モンスターを一定ターン大きく強化する。

モンスターの召喚と大魔法の使用には魔力=MPを消費します。
MPは最初から所持している分に加え、ターンごとに増加する分もあり、それらを駆使しながら戦います。

マップ上には、魔力が湧き出るヘックスが存在します。
このヘックスに入れば、たちまち沢山のMPを獲得することが可能!
マップ上を確認し、積極的に活用しましょう。

3人のマスターたちの使命は重要な地点を調査し、「支配の書」を収集すること。
調査対象の遺跡では「支配の書」を狙う他のマスターとの奪い合いが発生するかもしれません。
安全に調査するためには妨害するマスターやモンスターたちを撃退する必要があります。
行く手を阻む敵に打ち勝ち、「支配の書」を手に入れましょう!

敵を退け、安全が確保された調査地点では、「調査」を行うことができます。
調査を行うことで戦闘がスキップでき、モンスターを強化するための強化経験値を確保することが可能です。
また、モンスターの種族ごとに存在する「調査アイテム」を使用することで対象種族の強化経験値を多く入手することができます。

モンスター単体の強弱は体格に依存します。
その中でも他のモンスターとは一線を画した超巨大なモンスターが存在します。
敵として立ちはだかると手強いモンスターですが、味方としては非常に頼もしい存在です。
  • 正攻法で倒すのであれば、かなりの犠牲を払うことになるだろう。

今作では、モンスターを操る方法の書かれた書物「支配の書」を読み解いていくことで、よりモンスターの力を引き出すことができるようになっていきます。
ゲーム中では「支配の書の解読」という名前のスキルツリーシステムでどれだけ引き出せるようになったかが表現されています。
強化内容はスタックされる全てのモンスターに適用される。

戦闘や調査で獲得した経験値をスキルツリーに振り分けます。
強化に制限はなく、全ての強化マスを解放することが可能。
スキルツリーの効果によって上昇した数値はスタックされる全てのモンスターに反映され、強化マスを解放すればするほど対象のモンスターをさらに強化することができます。
モンスターの弱みをスキルツリーで補う、強みをさらに伸ばしていくなど強化方法は自由
強化状態は元に戻すこともできるので、その時の目的に応じてモンスターの強化方法を調整できるシステムになっています。

スキルツリーの4本目のラインはモンスターによって強化内容が異なり、モンスターそれぞれが持つ強みをさらに伸ばす内容となっています。
モンスターによってその強化項目は様々。
固有のラインを強化することで、特定の種類に対する特攻を獲得するものや、技がさらに強化されるもの、特殊な技を獲得するものなどが存在し、モンスターの可能性をさらに拡大できます。
多くのモンスターの強化を進め、新たな戦い方の選択肢を増やしましょう。
  • 竜種、亜竜種への攻撃力アップ
    「ナイト」強化で獲得
    竜種、亜竜種への特攻を得る。
  • 技「天使の矢」射程距離延長
    「エンジェル」強化で獲得。
    反撃を受けない距離から攻撃可能に。
  • 技「クイック」獲得
    「ハーピー」強化で獲得。
    通常攻撃回数増加を付与する技を得る。

モンスターの中には、支配の書の解読を進めることで、新たなモンスターを解放できるものも!
その場合、新たに解放されるモンスターは解放元のモンスターとは違う性質を持ちます
  • ユニコーンは防御支援型
  • ペガサスは攻撃支援型

マスターオブモンスターズSSBでは、戦闘で得た強化経験値がモンスターを扱ったマスターに蓄積されます。

また、戦闘で得られるものだけでなくマップクリア時のボーナスでも入手が可能。
モンスターを育てやすい育成システムが魅力です。

理解したつもりでも読み返せば新たな解釈が生まれるもの。
一度強化経験値を割り振ったモンスターでも、強化を取り消すことが可能です。
強化経験値は100%戻ってくるので、欲しい状況に応じてモンスターの能力を変えられます

マップで一定以上活躍したモンスターは、「召喚記憶」することができ、次のマップでも同じモンスターを使用することができます。
召喚記憶したモンスターには、名前を付けることも!
また、戦闘中に全滅した場合でも次のマップに再び召喚することが可能です。

モンスターが戦闘や味方の支援などを行うと、戦闘経験値が溜まり、一定以上になると「戦闘レベル」が上がります。
戦闘の中で戦闘レベルが1以上あがったモンスターは「召喚記憶」を行うことが可能になります。
戦闘レベルが上がると、そのモンスターの特性に応じて能力が強化!
クリア時に生存していた場合は「召喚記憶」内の戦闘レベルが更新されます。
戦闘レベルの上限と召喚記憶が可能な数は「支配の書の解読」によって増やすことも可能です。

召喚記憶したモンスターは、スタックリーダーとして召喚されます。
戦闘レベルによって上昇した能力は同じスタック内の全てのモンスターに適用されます。
スタックリーダーはダメージを受けにくく、全滅するような強力な攻撃を受けない限りは生存し、共に戦ってくれます。

マスターオブモンスターズSSBの世界は非常に厳しい世界。
時には、戦闘中にスタックリーダーが撃破されてしまうこともあります。
その場合は、戦闘レベルが戦闘前の状態へと戻り、次のマップで再び同じスタックリーダーを召喚することが可能です。
全滅させないよう、大切に育てていくことが戦闘レベルを上げる秘訣です。

タリスマンとは、モンスターに付与(=装備)できる、いわゆる装備アイテムです。
タリスマンをモンスターに付与すると、特定のステータスの強化や、特定の魔法を扱う力など様々な効果が与えられます。
その効果は、個体ごとではなく、同じモンスター全体に影響!
もちろん、召喚記憶したモンスターにも同じ効果が発揮されます。
タリスマンには、装備する種族の制限はなく、すべてのモンスターが装備できます。
モンスターを自分の戦闘スタイルに合わせて自由にカスタマイズすることが可能です。
  • モンスターに付与すると、同じモンスター全体にタリスマンの加護が与えられ、様々な効果を得られる。
  • 剛力のタリスマン」を装備したワーウルフ。
    タリスマンの効果によりワーウルフ全体の攻撃力が上昇。

指定のモンスター素材を消費することで選択したタリスマンを作成できます。
素材はモンスターを倒すと確率でドロップ。モンスターのドロップ素材は種族によって異なります。特定の素材を入手したい場合は、該当する種族のモンスターを倒せば効率よく集めることができます。
作成できるタリスマンの数は全部で15種類
素材がない場合は、資金を消費して作成することも可能です。
タリスマンは取り外してもなくなることはないので、一度作成したタリスマンを何度でも付与できます。

タリスマンの効果は攻撃力・防御力・命中率・回避率など特定のステータスを上げるものや、攻撃魔法・回復魔法を習得するもの、回復量を上げるものなど様々。
支配の書の解読(スキルツリー)を進めることで、タリスマンの装備枠を拡張することもできるので、効果をかけ合わせることもできます。
いずれのタリスマンもモンスターたちの新たな力となり、多彩な戦術を生み出す鍵となるでしょう。
  • 「回復のタリスマン」
    本来回復技を使えないグリフォン。
    タリスマンを付与すれば持ち前の広範囲の移動力を生かし、高機動のヒーラーとして運用することも!
  • 「会心のタリスマン」
    手数の多いアマゾネス。
    会心率の上がるタリスマンを付与すれば、大ダメージを狙うことも!

マスターオブモンスターズSSBには、召喚の際の便利な機能として「編成記憶」があります。
「編成記憶」では属性ごとに召喚するモンスターのセットを事前に登録しておくことで該当のモンスターを一度の操作でまとめて召喚することが可能になります。
召喚できる範囲やモンスターの数は「支配の書の解読」を行うことで増やすことも!
また、「編成記憶」から召喚する場合は、普通に召喚するよりもほんの少し消費MPが減少します。
積極的に活用しましょう。
  • 編成記憶では属性ごとに召喚するモンスターを事前に編成しておくことができる。
  • マスターの位置を基準に、それぞれのモンスターの位置や召喚する数を指定することで編成。

編成記憶では、召喚記憶を行ったモンスターを登録できます。
名前を付けたお気に入りのモンスターたちで編成を作りましょう!
  • 編成記憶では「モンスター一覧」または「召喚記憶」からモンスターを登録する。
  • 選び抜いたモンスターたちを一度に召喚!
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