寡黙な名将「上杉景勝」

謙信とは遠縁にあり上杉家の養子。

とても無口で必要な事以外はあまり話さない。肩に乗っている猿は景勝が飼っており、景勝の代わりに返事をしたり景勝の行動を真似したりと人の言葉を理解している様に振舞う。名前は『サル』というらしい。

CV:桜木章人 デザイナー:京作

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史実紹介

 弘治元年(1555年)、上田長尾家当主・長尾政景の次男として生まれる。長兄が早世したので世子となる。永禄7年(1564年)の父・政景の死を境に、春日山城に入って叔父・上杉謙信の養子となった。
 感情を表に出すことがほとんどなかったといわれており、その影響により上杉の軍兵は戦場でも無駄口一つ聞かず静まりかえっていたという。大坂冬の陣では、家康の使者が景勝の陣を訪れた際、景勝をはじめ誰一人として口を利かず、ただ大坂城を睨み付けていたという逸話がある。
 また、かなりの愛刀家であったとも言われている。卓越した鑑定眼を持ち、特に気に入ったものから選抜した「上杉景勝御手選三十五腰」と呼ばれる目録にまとめており、収集物には国宝や重要文化財が多数含まれている。