紅き騎馬帝「武田信玄」

武田家第19代家督を受け継いだ現当主。配下の武将は精鋭揃いで我も強いが、それをまとめる信玄の器の大きさが結束を固めている。

小さな体から発せられる当主として覇気が、常に緊迫した雰囲気を醸し出している。しかし、実際は感情の起伏が激しく、虫を怖がったりと、少女としてのはかなさも持ち合わせている。

CV:新堂真弓 デザイナー:井藤ななみ

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史実紹介

 戦国時代の武将、甲斐の守護大名・戦国大名。甲斐武田家の当主。
 甲斐の守護を代々務めた甲斐武田家の長男として生まれ、前代・信虎期には国内統一が達成され、信虎体制を継承して隣国・信濃に侵攻する。
 その過程で対立した越後の上杉謙信と5次にわたると言われる川中島の戦いを行ないつつ信濃をほぼ平定し、甲斐本国に加え信濃、駿河、西上野、遠江、三河と美濃の一部を領し、武田氏の領国を拡大した。
 晩年には上洛の途上、三河で病を発し信濃で病没した。
 『甲陽軍鑑』に描かれる伝説的な人物像が広く浸透し、風林火山の軍旗を用い、甲斐の虎と呼ばれ、強大な武田軍を率いた上杉謙信の好敵手としてのイメージが形成される。現在でも、全国的に高い知名度を持ち、人気を集めている戦国武将の一人。