戦プロ愛好団
2006/08/29

第6回

「公式戦(通常モード)の遊び方~後編~」
今回は語る事が一杯ありますので、ムダな漫談は出来る限りせず、公式戦(通常モード)について語って参ります。
私の存在意義は~!?
‥‥。
今回は、「監督設定」と「チーム編成」について説明いたします。
まずは「監督設定」。
この「監督設定画面」では、その球団の特徴(名称やユニフォームの色など)や応援の傾向、試合中のBGMや監督の采配を設定できます。
それら設定は、自由に変更することが可能なんですよね。
って事は、チーム名を『京浜アグレッシブ』とか、ユニフォームの色を金色とかにできるの?
あなたのお気に召すままに。
この監督設定画面で重要な設定項目は「監督采配」と「打順構築」です。
まずは「監督采配」について説明します。
この「監督采配」は、試合中、どのくらいの頻度で選手を起用したり、攻撃指示を出したりするのかなど、局面ごとの采配を設定する機能です。
戦プロの重要核な部分だね。
ちなみに、この監督采配は、試合での観戦モードを「監督」にしている時は反映されません。
観戦モードを「観戦」または「スキップ」にしている時に、監督采配が反映されます。
「監督」の場合は、プレイヤー自身が采配をふるわないといけませんからね。
監督采配では、試合の進行局面(イニング)の【序盤】【中盤】【終盤】【延長】の各段階毎に采配を設定することができます。
ちなみに、各段階の進行局面(イニング)は、以下の通りよ。
【序盤】=1~3回
【中盤】=4~6回
【終盤】=7~9回
【延長】=10回以降
そして、設定できる采配項目は、『選手起用の傾向』と『攻撃指示の傾向』の2種類。
選手起用の傾向では、「代打起用」「代走起用」「投手起用」「守備固め」の選手起用の頻度を【低】【中】【高】から設定でき、攻撃指示の傾向では、「盗塁」「バント」「エンドラン」の攻指指示の頻度を、走者の状態やアウトカウントごとに【低】【中】【高】の他に【無】【必】から設定できます。
【低】などの箇所を左クリックで選択すれば、【低】→【中】→【高】→【無】→【必】の順で頻度を切り替えられるよ。
そしてお次は、「打順構築」ね。
ペナントレースを進めていくと、選手の調子や成績によって、選手や打順などが自動的に組み替えられていきます。
この「打順構築」は、そんな選手達の打順などを組み立てる基準を設定できます。
1番から9番までの各打順は、選手が持つ「ミート」「走塁」「長打力」「選球眼」「肩」「守備力」「犠打能力」「調子」「経験値」の能力と、その選手のシーズン成績の「打率」「長打率」「出塁率」の12種類の項目を基準にして組みこまれます。
打順構築を用いれば、どんな選手がどの打順に組み込ませたいのかを反映させることができるんですね。
打順構築の設定の仕方は、「1番」~「9番」の各打順に対して、重視したい項目を最大2つまで指定できます。
すると、指定した項目に適した選手が、その打順に割り当てられるようになっています。
ちなみに、「自動」ボタンを選択、または各打順の項目を何も指定していない状態だと、打順の割り当ては、従来通りのコンピュータ任せになります。
ん~、しかし。
ここまでコアに設定できるのは良いんだけど、なんかどっから手を付けて行けば良いのかややこしいね。
まぁ、慣れていないと、そう思うわよね。
一応、監督方針を変更することによって、その方針の監督采配に切替わるようになっているから、まず始めは、収録されている監督方針の采配を、お手本として勉強していくと良いわね。
人生、日々勉強っすね。
そして、オリジナル1~8のスロットに、プレイヤー自身が編集した監督采配のデータを保持することができます。
やり方は、以下の通りです。

(1)オリジナル1~8のスロットを選択します。


(2)「采配に反映」の設定を「させない」にします。

(3)采配を編集します。

(4)采配を編集し終わったら「采配に反映」の設定を「させる」にすると、采配データが保持されます。

メモメモと。
さてさて、お次はチーム編成です。
野手のチーム編成画面
投手のチーム編成画面
チーム編成画面には、各選手の基本能力が全て表示されているから、選手がどんな能力なのかが一目瞭然だね。
また、この画面の上部に設置されている「打撃成績」または「投手成績」のボタンを選択すると、チーム内の選手達の成績を一覧することができます。
打撃成績画面
投手成績画面
そして、リストの選手名をダブルクリックすると、その選手の情報ダイアログが表示されます。
このダイアログでは、各選手の能力や成績の詳細を確認することができます。


ちなみに公式戦(通常モード)では、選手の基本能力や特殊能力を好きに変更できるので、自分好みに選手をカスタマイズすることが可能です。
やり方は、この各能力の横に設置されている「」ボタンを選択すると、リストが表示されるので、あとはリストに表示されている能力ランクを選択すればOKです。
という訳で、早速カスタマイズしてみました。
そのネタは2年前から、何処の何方が既にやっているわよ。
だけどまぁ、そんな風にドリーミンなチームにする事も可能です。
あ、アヤちゃん。
選手の入れ替えは、どうするんですか?
選手の入れ替えは、選手をドラッグして、別の選手の上でドロップすると、両選手が入れ替わるわよ。
ちなみに、スタメン枠の選手を入れ替える時、守備能力がないポジションに選手を入れ替えることができないので、注意してください。
その場合は、警告ダイアログが表示されるよ。
最後に「固定機能」について話しておくわね。
固定機能?
打順構築の説明の時に、ペナントレースを進めていくと、選手の調子や成績によって、選手や打順などが自動的に組み替えられていくって話したでしょう。
うん。
固定機能を用いると、その選手や打順の組み替えがされなくなるわ。
どんなに選手が調子を落としても、この選手は絶対4番とか、不動のなんとかにしたいでしょう?
うんうん。
固定の仕方は、野手ならばスタメンの横に表示されている守備マークを、投手ならば各ローテションの起用欄に表示されている「先」「中」「抑」マークをダブルクリックすることで固定できます。
固定すると、野手なら白いマスクが表示されて、投手なら赤線で囲まれるんですね。
さて、3回に渡って公式戦(通常モード)の遊び方を説明したけれど、もうこれで難なく公式戦(通常モード)を遊べるわね。
はい。
それじゃ早速、1からゲームを始めてみますか‥‥
あれ~試合が始まらないよ?
試合結果が日程表に表示されただけだよ。
なんで?
最初から「戦プロ愛好団」を見直してこい!
戦プロチアーズのダグアウト
♯7
そういえばさ。
なによ?
戦プロの選手データが、緻密なのは重々承知な事なんだけどさ。
なんで「年俸」まで用意されているんだ?

前回のグリーンピースに続いて、これも有っても無くても構わないのじゃないのか?
グリーンピース言うな。
まぁ、話しは戻して。
ふっふふ、確かに、今まで有っても無くても構わなかったかも知れないけれど‥‥。
あ、認めた。
でも、今作の戦プロでは、この「年俸」は「GMモード」で大きな役割と意味合いを持つことになるよ。
な、なんだって!?
という訳で、次回は、お待ちかねの「GMモード」について語って行きますので、楽しみに待って下さいね。
第7回「GMモードとは~GMモードは今作のキモです・前編」
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