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のっけから不吉なことを口走らないの。
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みなさ~ん。今のはリコさんの戯言ですからね♪
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……
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本日の戦プロ愛好団は……番外編その2としてバーチャル日本シリーズ&日本シリーズの総括を行いたいと思います。
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ごめんなさい。GMモード解説の後編はもうしばらくお待ちください。
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さて、今回のバーチャル日本シリーズ――
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余計なことをしなければ1~3戦目までは結果だけはシミュレート通りだったんだよなぁ。
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リコさんお早いお帰りで。
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やっぱりあたしがいないとダメってことさ!
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いえ、なんとなくよ。
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……
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フフフ……号外を出して日本ハムが勝った時の顔もそんな顔だったわね。
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シクシク……
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まあまあ、話を戻しましょうよ。
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そうね。リコも泣くのをやめなさい。
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ぅぅぅぅぅ。
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でも、シミュレートでは日本一となった中日ですが、日本シリーズで敗退した理由はどうしてなのでしょう?
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やっぱり私のシミュレート通りに川上を3、4、5戦と連投させなかったからよ。
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いやぁ、そ、それはないかなぁと、わたしは思いますよ。
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何を言ってるの。日本ハムだって武田 久を3連投させたじゃないの。
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あれは中継ぎで、先発よりも投球数も少ないからだ!
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日本シリーズを4連投した大投手もいたから大丈夫よ。
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いつの時代よ……
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まぁ、リコをからかう冗談はさて置き――
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途中まで真剣だっただろう!
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バカね。迫真の演技ってやつよ。
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納得いかなーーーい!
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落ち着いてください。
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はぁはぁ……
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攻撃時の勝敗の分かれ目は打線の繋がりね。日本ハムはシミュレートとは違って、いつも通りの繋ぐ野球ができていたのよ。
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はい。特に森本はシミュレートでは無安打でしたが、蓋を開けてみればペナント以上の打撃で出塁しています。
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さらに森本が先頭バッターとして出塁した場合、必ず得点が入っています。
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なるほど、確かに中日は上位打線、特に荒木、井端のコンビが全く打てなくてチャンスメイキングできていない。
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だから下位打線ががんばっても、上位打線の打球が野手のミットにすっぽりと収まってしまうから残塁、残塁、残塁で、4戦目にいたっては12残塁と言う始末。
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これでは球界のご意見番の方に『喝』を貰っても文句は言えません。
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投手陣に関してはシミュレート通り、両チーム先発は全員好ピッチングでした。
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3戦目でシミュレートと違った先発だったから、急いでシミュレートし直して号外を発表したのも良い思い出ね。
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まぁ、それが外れてしまって泥沼にはまってしまいましたが。
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号外に出演した私たちの立場はどうしてくれるのって感じだったけど。
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そんな忌まわしい記憶は置いといて、日本ハムの中継ぎ陣も良い仕事して、中日打線相手に堂々としたピッチングで先発の好投に応えた投球だったもんな。
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何のために登板したのっていう外国人投手もいたけど。
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一方中日は継投失敗、打線のように先発が踏ん張っても、後続が続かない状況となってた。
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やはりここは川上に連投させるべき――
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それはもういいですから。
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結局はシミュレート通り、継投策の成否が勝敗を分けたのか。
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ええ。そこだけはシミュレートをした担当者を褒めてあげるべきね。
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うんうん。
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来年こそはシミュレート結果が全て的中するよう頑張ってください。
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あたし達も陰ながら応援するよ!
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では、今回の愛好団番外編はここまで。
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アジアシリーズが残っていますが、一応これで2006年の日本プロ野球も終わりましたね。
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栄冠を手に入れたのは44年振り日本一となった日本ハムファイターズ!
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日本一、おめでとうございます♪
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よーし2人共、今から北海道に行くよ!
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へ?
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いきなり何を言ってるの?
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優勝セールよ、優勝セール!
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もう終わってるって。
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なんだってーーー!!
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それに、北海道までの旅費を考えたらどう見てもマイナスですよ。
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第11回「GMモードとは?~GMモードは今作のキモです・後編①~」へ |
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