★真柄直隆

 朝倉義景の家臣。弟の直澄とともに剛勇をもって知られた。特に直澄は生来の大力の持ち主で、5尺3寸の大刀( 熱田神宮宝物館蔵) を奮って活躍した。1570年6月28日、近江姉川の戦いにおいて、直隆は力戦の後、奮戦むなし子の隆基とともに討死にを遂げた。直澄もまた、徳川軍の匂坂式部と戦い討死した。