新要素

【総数300にも及ぶ多種多様なイベント】

  シナリオジェネレート機能により生み出された数多の世界、その世界では多くのイベントが発生します。
今作ではイベント総数が300と大きく増加していますが、個々のイベントの内容についても、簡潔なものから長期進行のものまで、様々となっています。
怪物の討伐依頼や失われたアイテムの探索、時には人質にとられた仲間を助け出すなど、前作とは違った流れのイベントも数多く存在します。
どんなイベントが起こるかはプレイする度に変わり、途中でとった行動次第で違った結末を迎えます。

NEWイベントがどのように発生し進行していくのかを、ゲーム中の実際のイベントを例に挙げて紹介します。
下にあるイベントのタイトルをクリックしてください。※ネタバレにもなっていますのでご注意ください。
  『秘密の遊び場 II』
 

【仲間との絆を紡ぐ「伝書」】

  今作では、ティル・ナ・ノーグの世界に新要素「伝書」が加えられています。
「伝書」によって、1度でも仲間にした事があるキャラクターから、手紙で便りが届くようになっています。
過去に冒険を共にした仲間に「伝書」で近況を尋ねると、その仲間から便りが届き、「冒険に役立つ情報」や「遠方の町の状況」「返事を送ってくれた仲間が今どこの町に居るか」などを教えてくれます。
その情報を元に冒険を続けるも良し、懐かしい戦友を訪ね、再び冒険を共にするも良し……。
これまでの仲間達との関係から大きく踏み出し、更に親近感の増す相互関係を築き上げています。
また、「伝書」はイベントにも関わり、これまでとは一味違うイベントの展開、演出がなされています。
新要素の「伝書」が、ティル・ナ・ノーグの世界を素晴らしくドラマティックな冒険の場へと、昇華させる事にもなったのです。
 

【様々な場面で発揮される各キャラクターの個性】

  ティル・ナ・ノーグの世界に存在する各キャラクターには、それぞれ固有の「性格」が設定されています。
その「性格」によって、戦闘中の行動が大きく変化してきます。
今作では、戦闘中の行動により大きく「性格」が影響するようになっています。
魔法を使う際にも、仲間の回復を優先させる者、敵を倒すことのみを考える者など、様々なパターンが存在します。
また今作では、種族によって装備可能な「武器」の種類を区別するようになりました。
これにより、各種族の特徴がより明確になり、仲間と武器の選択というパーティー編成も重要な意味を持つことになります。
また、各キャラクターは様々な場面で発言しますが、その口調も「性格」によって変わってきます。
 

【新たな戦略性を生む、武器の「持替」システム】

  今作ではアイテムが大幅に増加されていますが、特に武器についてはそのバリエーションが増え、前作のおよそ2倍となっています。
そして、ある種族に対して特にその効果を発揮する「特効」、逆に効果が大きく薄れる「無効」の効果がより顕著に現れるようになりました。
更に、今作ではキャラクターが2つの武器を装備することができ、戦闘中のコマンドに「持替」コマンドが追加されています。
つまり、異なるタイプの武器を装備に設定しておき、遭遇した敵の種類に合わせて使用する武器を変更することができます。
または、遠距離攻撃できる武器を使いつつ、敵に近づかれたら近距離の武器に持ち替えて戦うといったことも可能です。
「持替」コマンドの追加によって、戦いを戦略的かつ有利に進める事が出来る、プレイヤーの意思が更に反映される形になりました。
戦闘画面の視点は、高い臨場感と全体像の把握に最適と思われる「バードビュー形式」に変更され、発言中のキャラクターメッセージには、個別のウィンドウが用意されています。
広く奥行きのある戦場を、リアルタイムにキャラクター達が動きまわり、魔法が飛び交い、時には仲間からの指示や要請があるなど、これまで以上に臨場感溢れる戦闘シーンとなっています。
 

【ゲーム難易度の選択によって様々なプレイスタイルに対応】

  今作ではシナリオジェネレート時に、ゲーム難易度をEasy、Normal、Hardの3つから選択できるようになっています。
それぞれの難易度では、出現する敵や、迷宮の構造などが異なっています。
Easyでは強敵も少なく、迷宮の探索もスムーズに行うことができ、比較的短時間で多くのシナリオを堪能することができます。
逆にHardでは強敵も多く、冒険は厳しいものとなりますが、強敵を相手にいかに戦略を工夫するかといった、やりごたえのあるものとなっています。