さらに、東部ニューギニアにおける連合軍の要衝
ポートモレスビーの攻略を目指したMO作戦も、
それを阻止すべく進出してきた
フレッチャー少将の第17任務部隊を中心とした
米機動部隊によって中止に追い込まれてしまう。
これが史上初の空母対空母の戦いとして名高い
珊瑚海海戦である。
日本軍はこの海戦で進出してきた敵空母のうち
レキシントンを葬ることに成功するが、
就役したばかりの軽空母祥鳳は沈没し、
5航戦の翔鶴、瑞鶴の新鋭空母コンビもまた損傷し、
長期間戦列を離れることを余儀なくされたのである。