攻略第十回

 前回は実際にゲームをプレイするために必要な情報として、各国の主な戦闘機をご紹介しましたので、今回は攻撃機と爆撃機をご紹介していきます。

■攻撃機・爆撃機系編■

アメリカ

 アメリカには欧州でも活躍したB-17やドゥーリットル作戦で有名なB-25など、多くの爆撃機が太平洋戦線で戦っています。


【B-18 ボロ】

 開戦以前に安価だったため大量購入した爆撃機だったが、開戦時には既に旧式化しており緒戦では大量の損害を出している。

対戦闘機攻撃力2
対爆撃機攻撃力1
対戦闘機防御力0
対爆撃機防御力0
装備 爆撃力 弾数 命中力 航続距離
通常1 4 1 15 2200
通常2 1 2 15 2200

【B-17E フライングフォートレス】

 「空飛ぶ要塞」の愛称を持つ4発爆撃機で、太平洋戦線では沿岸基地から発進したB-17により多くの日本軍艦船が撃沈された。

対戦闘機攻撃力4
対爆撃機攻撃力5
対戦闘機防御力0
対爆撃機防御力0
装備 爆撃力 弾数 命中力 航続距離
通常1 4 2 5 3220
通常2 1 4 5 3220

【B-25B】

 B-25は戦中のアメリカ以外に、英国、オランダ、ソ連、中国など多くの国でも使用された。B-25は1942年の「ドゥーリットル作戦」で艦載用の改造を受けて空母から飛立ち、初めて日本本土を爆撃したことで当時の日本を驚愕させた。

対戦闘機攻撃力4
対爆撃機攻撃力3
対戦闘機防御力0
対爆撃機防御力0
装備 爆撃力 弾数 命中力 航続距離
通常1 7 1 10 2170
通常2 3 2 10 2170
ソ連

 ソ連には第二次世界大戦前から配備されている爆撃機SB-2があります。SB-2は欧州の他にも日本軍と戦闘しています。


【SB-2】

 大戦前に生産を終了した機体。当時の戦闘機の速度を越える高速爆撃機を目指した。生産開始した当時は日本との国境紛争「ノモンハン事件」などで活躍したが、その後大戦が始まると旧式化していた。

対戦闘機攻撃力2
対爆撃機攻撃力3
対戦闘機防御力0
対爆撃機防御力0
装備 爆撃力 弾数 命中力 航続距離
通常1 3 2 10 1200
通常2 1 4 10 1200
イギリス

 イギリスにも欧州方面の各戦線で活躍した軽爆撃機ブレニムや艦上雷撃機ソードフィッシュが配備されています。


【ブレニム】

 イギリスの新聞王が世界一速い旅客機をブリストル社に発注したことが開発の始まりで、完成した当機は当時驚異的な498kmを記録した。その後、イギリス空軍に寄贈された当機は爆撃機として採用され地中海・アフリカへ配備され活躍した。しかし、大戦が始まると速度の優位性はなく、搭載量の低さ、貧弱な武装などが目立ち活躍の場は限られた。その後極東方面にも配備され日本軍と戦っている。

対戦闘機攻撃力2
対爆撃機攻撃力2
対戦闘機防御力0
対爆撃機防御力0
装備 爆撃力 弾数 命中力 航続距離
通常1 1 2 20 2333

【ランカスター】

 双発のマンチェスターを4発に変更した改良機。劣悪だったマンチェスターに早々と見切りをつけ、開発・生産が行われた。完成したランカスターは英国の代表用的な重爆撃機(生産数でウェリントンに負けるが)となり、「トール・ボーイ」「グランド・スラム」などの特殊爆弾を使用した作戦などでも大活躍している。戦後も第一線に配備され、その後10年以上使用され続けた。B.Mk.I型は最初の生産型。「マーリン」XXII、XXIVエンジンなどを搭載している。

対戦闘機攻撃力4
対爆撃機攻撃力4
対戦闘機防御力0
対爆撃機防御力0
装備 爆撃力 弾数 命中力 航続距離
通常1 4 3 5 4310
通常2 1 7 5 4310
日本

 最後に日本の戦闘機も紹介します。日本軍は中国と戦闘で奥地まで爆撃が出来る機体が求められたこともあり、重爆撃機は航続距離の長いものが多く採用されています。


【九七式軽爆撃機】

 大戦まえに設計・開発された機体で1938年に制式採用された日本陸軍初の単発単葉軽爆撃機。1940年まで生産され、当時は日華事変などの戦闘で主力軽爆撃機として活躍していたが開戦時には既に旧式化していた。

対戦闘機攻撃力0
対爆撃機攻撃力1
対戦闘機防御力0
対爆撃機防御力0
装備 爆撃力 弾数 命中力 航続距離
通常1 1 1 25 1700

【九九式襲撃機】

 日中戦争から太平洋の戦争の長い期間にわたり使用され続けた対地上戦が主な機体。この機体は地上からの攻撃を受けた時の機体やパイロットのダメージを軽減させる為コクピットの下部などに装甲が追加され防弾対策がされており、中国をはじめビルマなどの各戦線で使用され続けた。

対戦闘機攻撃力2
対爆撃機攻撃力4
対戦闘機防御力0
対爆撃機防御力0
装備 爆撃力 弾数 命中力 航続距離
通常1 1 1 50 1600

【九九式軽爆撃機】

 稼働率と運動性の良い優れた機体。爆撃力と火力不足が目立つが、それを補って余りある実用性の高さが本機の特徴である。データは二型乙。大戦中は生産数が多く、南方方面やその他の戦線でしようされており、終戦が近い時期には特攻機としても使用された。

対戦闘機攻撃力2
対爆撃機攻撃力4
対戦闘機防御力0
対爆撃機防御力0
装備 爆撃力 弾数 命中力 航続距離
通常1 3 1 35 2000
通常2 1 1 35 2000

【九七式重爆撃機】

 一〇〇式発動機を搭載。燃料増加や主翼改設計を実施。やや小型で爆弾搭載量や航続距離が不足している分、飛行速度が速い。大戦中は能力不足により損害が多かった。

対戦闘機攻撃力2
対爆撃機攻撃力2
対戦闘機防御力0
対爆撃機防御力0
装備 爆撃力 弾数 命中力 航続距離
通常1 3 2 15 2000
通常2 1 7 15 2700

【九六式陸上攻撃機23型】

 戦略爆撃の構想を世界に先駆けて計画した海軍がその用途で使用した初めての機体。世界初の渡洋爆撃やマレー沖海戦でのプリンス・オブ・ウェルズやレパルスの撃沈等の多くの活躍をしている。大戦中期は一線を退くも、海上護衛機として索敵や対潜攻撃などに使用された。23型は「金星」五一型発動機を搭載した最終型。機体は二二型に準ずる。

対戦闘機攻撃力2
対爆撃機攻撃力2
対戦闘機防御力0
対爆撃機防御力0
装備 爆撃力 弾数 命中力 航続距離
通常1 4 1 20 6230
通常2 1 2 10 6230

【一式陸上攻撃機11型】

 初期生産型。一部の機体には「火星」一五型発動機を搭載。長大な航続距離を誇る日本の主力攻撃機。稼働率、操縦性ともに問題なく扱いやすい機体であったが、航続距離を稼ぐ為に翼内に大量の燃料を携行し、防弾装備を一切省いた為、一撃で火を噴くようになってしまった事から、連合軍からは「ワンショット・ライター」というありがたくないあだ名を付けられていた。

対戦闘機攻撃力2
対爆撃機攻撃力1
対戦闘機防御力0
対爆撃機防御力0
装備 爆撃力 弾数 命中力 航続距離
通常1 4 1 20 4290
通常2 1 4 10 4290

まとめ

 各国の爆撃機や攻撃機をみてみると、アメリカとイギリスは航続距離は日本ほど長くはありませんが、防御力と弾数で上回っています。逆に日本は弾数は少なく遠くまで飛行が可能ですが攻撃に弱い機体になっています。

 米英の基地が近くにあるときは、米英の基地から頻繁に爆撃機が飛んでくるので、米英の爆撃機が届かない根拠地に爆撃機を集結させておくと、米艦隊以外からの攻撃を受けることが少なく、被害を抑えることが出来ます。

 また、日本軍は攻撃から帰還後に米艦隊などで攻撃された場合、弾がなくて出撃できないことが多々でてくるので編成する際は編成数に気をつけましょう。

 次回、攻略第十一回は太平洋戦線ではあまり知られていない各国の陸上部隊の紹介です。