【1】プレイヤーの立場が明確になった大戦略  【2】戦況を盛り上げるキャラクター
【3】洗練されたルール  【4】通信対戦機能の強化
【5】無限に戦場を創り出せるマップエディタを搭載  【6】歴戦の部隊で自分だけの軍団を作成
【7】オリジナル生産タイプの作成が可能  【8】その他の要素

 従来の大戦略では、プレイヤーは個々の部隊の隊長であり、また軍団全体を取り仕切る司令官でもありました。
 しかし、「大戦略Centurion」では登場する部隊を「空」「陸」「海」の三軍に分けて管理します。さらに、各軍は「部隊」「連隊」「師団」で構成され、現実の軍隊に近い形となっています。

 プレイヤーは「部隊長」からスタートし、「連隊長」「師団長」昇進していく事になります。昇進する事で操作できるユニットの数が増え、指示できるコマンドが変化していきます。これにより同じマップでも異なる立場で何度でも楽しむことができます。更に、ゲームのシステムを段階的に覚えていくことが出来るので、ゲーム初心者でも遊びやすい作りとなっています。
  • 【部隊長】難易度:易しい
     プレイヤーは最小単位である「部隊」を少数率いて戦います。戦場マップ開始時に自分の担当する兵器を選択し、担当兵器が全滅すると、マップ終了となります。部隊に指示できる命令は「攻撃」「占領」「武装交換」といったもので、指示された命令を完了した部隊は次の指示を待ちます。これを繰り返して戦果を上げ、上位階級へ昇進することがこの階級の目的となります。

     この階級では兵器の生産をコンピューターが行い、プレイヤーはその中から任意の少数部隊を担当するため、このゲームの基本である部隊の操作方法と、数ある兵器の特性をつかむことに集中できます。



  • 【連隊長】難易度:普通
     プレイヤーは中規模の「連隊」を率いて戦います。1個の「連隊」は6個の「部隊」で構成されており、戦場マップ開始時に自分の担当する連隊を選択します。担当連隊が全滅すると、マップ終了となります。「連隊」が「部隊」と大きく異なるのは、移動用の「集結」隊形と行動用の「展開」隊形をもっていることです。連隊に指示できる命令は「攻撃重視」「占領重視」といったもので、連隊は命令された地点へ「集結」して移動し、到着すると「展開」して命令を遂行します。展開した連隊を構成する部隊には、「部隊長」階級と同様の命令を出すことも出来ます。

     この階級でも兵器の生産をコンピューターが行い、プレイヤーはその中から任意の連隊を担当します。部隊長階級の応用として、多数の部隊への指示と、部隊間の連携を生かすことで、多くの戦果を上げることが出来ます。昇進すると最高階級への扉が開きます。



  • 【師団長】難易度:難しい
     プレイヤーは最大規模の「師団」を率いて戦います。1軍の「師団」は6個の「連隊」と30個の「部隊」で構成されています。戦場マップ開始時に自分の担当する師団を選択し、担当師団が全滅すると、マップ終了となります。師団長階級最大の特徴は、兵器の生産をプレイヤーが管理する所です。兵器の生産は、次の様な流れになります。

    1. 生産したい兵器を登録します。
    2. 登録した兵器に設定されている軍資金を消費し、生産を開始します。※軍資金が足りない場合は、生産は行われません。
    3. 兵器ごとに設定されている時間が経過すると、生産が完了します。

     これらの手順を経て始めて、兵器は戦場マップに配置することができます。必要な兵器の選定、軍資金の確保、生産の開始時期の3つを的確に把握、管理することが師団長の役割です。そして、師団長階級での命令は主に「戦略マップ」上で行います。「戦略マップ」とは、戦場マップを縮小表示したもので、部隊、連隊の位置や重要施設が表示されます。この上で連隊に対して進軍ルートの指定を行い、そのルートに沿って「前進」や「後退」といった命令を与えることになります。

     師団長階級時の連隊、部隊は基本的に独自の思考で自動的に行動しますが、「連隊長」「部隊長」での命令を個々の連隊や部隊に行い、事細かに操作指示することも出来ます。
     軍団の全てを統括し、戦略規模での操作が可能となるこの階級こそが、指揮官としての能力を最大に問われることでしょう。


↑ページTOPへ戻る↑
 プレイヤーのサポート役としてオペレーターが登場し、戦況報告や命令伝達を音声で行います。オペレーターはプレイヤーの立場毎に2人ずつ、計男女6人から選択する事が可能です。これによりゲーム中の出来事を即座にプレイヤーに伝えつつ、軍隊の様式美や、戦場の雰囲気を堪能できます。また、プレイヤーの担当していない部隊も戦況に応じて発言し、戦場を盛り上げます。

【部隊長】オペレーター


【連隊長】オペレーター


【師団長】オペレーター


↑ページTOPへ戻る↑
 「大戦略パーフェクト2.0DX」では、数ある大戦略のルールを約50種実装し、その中から好みのルールが作成できました。非常に自由度の高いシステムですが、初めて「大戦略」を遊ばれた方やシミュレーションゲームになれていない方々から「複雑すぎて分からない」といったご意見も頂きました。そこで今作では、多くのシミュレーションゲームで一般的なルール本作に最適なルールとを厳選して「基本ルール」とし、その上で「索敵の有無」のような初心者向けのルールや、「同盟国での補充」といった細かなこだわりを「選択可能ルール」として実装しています。
↑ページTOPへ戻る↑
 観戦機能通信対戦に適した勝敗条件の追加などを行い、大戦略の醍醐味の一つである、対戦機能を強化しています。また、無料で使用できる対戦ロビーサーバーを改良し、従来に比べ通信データ量や安定性が格段に向上しました。もとよりリアルタイム形式の大戦略は、通信対戦に適したゲームシステムでしたが、これにより今まで以上に快適な対戦を行う事が出来る様になります。
 通信対戦は最大6人のプレイヤーが同時に対戦でき、その様子を最大2人のユーザーが観戦することが出来ます。プレイヤーの階級はオフラインの階級と連動しており、登録しているマイ部隊を通信対戦に使用する事も出来ます。
 通信対戦用勝敗条件には、以下のものがあります。

  1. 【敵部隊を設定数以上撃破すると勝利
     敵陣営の部隊を設定数以上撃破すると勝利となります。撃破しやすい敵を優先的に狙うのが勝利への近道です。
     射程の長い兵器や、火力の高い兵器の運用が重要になります。

  2. 【敵建物を設定数以上占領すると勝利
     敵陣営の建物を設定数以上占領すると勝利となります。自陣営から近く、守りの薄い建物を優先的に狙うのが良いでしょう。
     占領中の部隊を敵から守りぬくことが重要です。

  3. 【軍資金を設定値以上まで貯蓄すると勝利
     軍資金を設定値以上まで貯蓄すると勝利となります。生産を抑えて貯蓄に専念する、領土を拡大して収入アップを狙う、などが考えられます。相手の行動を予測することが重要です。

  4. 【敵損害額が設定値以上になると勝利
     敵陣営の損害額が設定値以上になると勝利です。自軍の損害を抑えつつ、如何にして敵陣営に多くの損害を与えるかが重要になります。

 これらの勝利条件を使用するとこで、短時間でも緊迫した対戦を楽しむことが出来ます。勝敗条件は陣営ごとに設定可能なので、上級者と初心者が対戦する際のハンディキャップとしても使用出来ます。  これらの勝利条件を使用するとこで、短時間でも緊迫した対戦を楽しむことが出来ます。勝敗条件は陣営ごとに設定可能なので、上級者と初心者が対戦する際のハンディキャップとしても使用出来ます。

※インターネット対戦を行うための設定変更のご注意

 以下の環境をご使用中のお客さまの場合、その環境の設定が「大戦略センチュリオン」で使用するポートを遮断している可能性があります。ポートが遮断されていると対戦専用サーバーに接続できなかったり、インターネット対戦ができないという現象が発生します。
  1. ADSLやFTTHなどの接続環境で、ブロードバンドルーターを使用している場合。
  2. 「ノートン・パーソナルファイアウォール」や「ウイルスバスター インターネットセキュリティ」のパーソナルファイアウォールなどを使用されている場合。(※1)
  3. ケーブルテレビのインターネット接続サービスを利用している場合。(※2)
  4. 社内LAN、学内LANを使用している場合。
 「大戦略センチュリオン」で使用するポート番号は次のとおりです。必要に応じて当該ポートでのデータ送受信が行なえるよう設定の変更をお願いします。

TCP送信:47624
TCP受信:47624
TCP送信:2300-2400
TCP受信:2300-2400
UDP送信:2300-2400
UDP受信:2300-2400

 設定の変更方法については、以下にお問い合わせください。
 なお、設定の変更を行なった結果、万一、なんらかの不具合や障害が発生したり、元の状態に復旧できなかったりした場合でも、弊社では一切の責任を負いかねます。お客様の責任において、設定変更をしてください。もしくは自信がない場合には、インターネット対戦機能は使用しないでください。
  1. プロードバンドルーター
    プロードバンドルーターの取り扱い説明書をご覧ください。または、プロードバンドルーターの販売会社様へお問い合わせください。
  2. パーソナルファイアウォール(※1)
    パーソナルファイアウォールの取り扱い説明書をご覧ください。または、パーソナルファイアウォールの販売会社様へお問い合わせください。
  3. ケーブルテレビ(※2)
    ファイアウォールが設置されている場合があります。ご契約中のケーブルテレビ会社様へお問い合わせください。
  4. 社内LAN、学内LAN
    ファイアウォールが設置されている場合があります。ネットワーク管理者様へお問い合わせください。

※1.WindowsXPをご使用の場合にインターネット接続ファイアウォールを設定されている場合も含みます。

※2.対戦専用サーバーに接続するためには、「グローバルIPアドレス」が必要となります。そのため、プロバイダ側で「プライベートIPアドレス」を割り振っている場合、接続はできません。ケーブルテレビ接続では、ケーブルテレビ会社や契約内容によってはプライベートIPアドレスの場合があります。詳しくはケーブルテレビ会社にお問い合わせください。

↑ページTOPへ戻る↑